#38 セラピスト、アスレティックトレーナーである前に。

AI(人工知能)の活躍が思ったより早く目の前で見ることができるようになりました。

  1.  脳波を図って自分にあった曲をAIが作曲してくれるウェアラブル端末
  2. 富国生命が査定に人工知能

他にも探せばたくさんあると思います。

コミュニケーション

東京では地方に比べるとビジネス会話はあっても人としての繋がりは希薄ですよね。セラピスト、アスレティックトレーナーである前に「人」として好まれるような繋がりを大事にしていく事が特にこれからは大事になってくるのでは?「情報をたくさん与えてくれるからあなたと繋がっていたい」「◯◯があるから、今繋がっている」みたいな何時だと目的がなくなると連絡は途絶えてしまうかもしれません。きっとファンというのは「それでもあなたを応援するよ」っていう人が本当のファンなんでしょうね。アイドルもスポーツ選手もパフォーマンスの高さに惹かれてファンになりますが次第にその人柄を好きになったり、もっと知りたいなって思うようになりますよね。

人として好かれる事

自分が人として好きな人ってどんな人かなって考えると

  • 自分の事を考えてくれる人
  • 自分のために何かをしてくれた人

究極は家族であり、親であったりしますがきっと長い時間をかけて信頼関係を築いてきたんだと思う。

僕らの仕事は「あなたがいて良かった」とか「あなたにやってもらいたい」って信頼を勝ち得た人が強いです。だからコミュニケーションってすごく大事で人は言葉が話せるのでコミュニケーションが取れやすいけどLINEとかSNSとかコミュニケーションのツールが時代の変化で変わってきたからコミュニケーションも希薄かしたのかな。便利であれば失う物も出てきたけど、すごく大事なものが失われてきているのでしょうね。

#37 価値ある栄養とは?

栄養のあるもの
「良いものを食べて」といいますが良いものって何でしょうか。
値段が高いもの?オーガニック??
悪いもの(栄養価値の低いもの)って言えばたくさんあると思います。
お菓子や、アイスクリーム、ソフトドリンクなどいわゆる嗜好品がそれに当たると思います。
では栄養価値の高いものって?
1「オーガニック」個人的な見解ですが一つの指標にはなりえますがそこまで厳重なものではなさそう
有機農産物のJAS規格もとでは「使用可能な農薬・化学肥料は限定」となっています(農林水産省HPより)
つまり完全な我々の認識の「有機」「オーガニック」とは違います。
2 「肉」でもたくさん種類がありますが、どこで育った何の餌で育ったものなのかまでは特定できません。
人間は電車にいるとすごくストレスを感じて喧嘩をすることがありますがこれってものすごいストレスです。
家畜も狭い小屋で育てられた肉と自由に育てられたグラスフェッドの肉では質も何も違ってくるでしょうね。安くても、高くても「肉」と考えてもそこの違いはありますが教科書に載る栄養価の欄には同じ「肉」として記載されます。
どちらの肉が食べたいですか?
3「土壌」
野菜を育てる土壌には一般的にミネラルがあり野菜はそこから栄養価をえてきます。農薬や二毛作している土壌にはミネラ
ルが枯渇しているといわれているのでそもそもそこには栄養がない野菜が育つ言われています。
今は工場の中で野菜を作ることが可能です。そこで育った野菜はミネラル豊富な土壌で育った野菜と同じでしょうか?
4「遺伝子組み換え」
遺伝子を組み替え食品には例えば大豆が有名ですが安全でしょうか?
安全と言っている人、危険と言っている人たくさんいますがこれを数十年食べ続けたらどうなるの?というのはわかりませんよね。
エコチル調査 http://www.env.go.jp/chemi/ceh/
化学物質の影響を調べるのに政府はエコチル調査という大規模な調査を行っていますが、調査を行うということは仮説の段階で確証を取るために行います。
予算を用意して行うということはおそらく仮説の段階では「ありえる」というものに予算を用意するので疑いを持った方が良いのかな?と個人的な見解です。
そう考えると良質な栄養とは何でしょうか?
食の安全を確保するために何を信じたら良いのかは個人の責任なのかもしれませんね。

#36 好きなことは上達の秘訣

「好きこそ物の上手なれ」
という言葉がありますが、好きなことは一度知ったら忘れない、上達もすごく早いですよね。
例えば好きな人との会話の内容は忘れません。
好きなテレビゲームは数日寝ないでプレーしていてもすごく楽しいし、飽きることがありません。
好きなことをしている延長で勉強したり、仕事をしている人は成果がももすごく高いです。
反対に好きではないこと毎日やっている人は効率も質も非常に低いものになります。
やる気と栄養の関係
嬉しい時、ワクワクする時分泌されるホルモンで「ドーパミン」というホルモンは有名ですが、アミノ酸(タンパク質)からできます。
栄養不足でタンパク質の摂取ができていない人ほど分泌しなくてはならない時に作ることができないので
「興味が持てない」「怒れない」人は非常に多いです。
だからキレるとかそうゆう人が多いのかな。
たくさん良質な栄養を摂って、興味を見つけて、好きな部分を見つける。ものの上達には一番大事な要素かとおもいます

#35 パフォーマンスアップのためのメンタルマネージメント

メンタルマネージメント
「今日はいい1日でした」ということは誰でも口にすると思いますが意味がたくさんあります。
何と比べて良い1日だったのか?
ベストではないのか?何が良かったのか?
たくさん意味があると思います。
「現在」「未来」「過去」比較対象は常に「過去」のものです。
悪い日があるから良い日があると感じます。良い日があるから比較して、悪い日があります。
比較対象のない赤ちゃんは毎日が新しい刺激の挑戦ですよね。
例えば二足で立ち上がり歩き出した赤ちゃんは「いつもまで立っても歩けないから、いつまでもハイハイでいいや」なんて諦めたりありません。
「会話(発音)ができないから、話せなくてもいいや」
なんて赤ちゃんは存在しません。
全てが過去との比較で人間勘違いしています。
「難しいそう」「痛い」よく使いますが、解釈は勝手に作った勘違いですよね。
良い日があるから、悪い日があると感じて
調子悪い時があるから調子が良い時もあります。
個人的にはメンタルのマネージメントはすごく大事だと思っているので自分に都合の良いように解釈することが大事な習慣で
「自分の体は絶好調」という言葉は自分に言い聞かせるには最高の言葉ですね。

#34 口や歯の怪我について〜概要〜

 

 

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去年から社会人のラグビーチームをサポートしていますが今まで見ていたサッカーや他のスポーツとはまた違った怪我や状況があるために結構ハラハラしながら見ていることも多いです。オフシーズンのうちに詳しく確認しておこうと思い、調べたことをブログしておきます。

 

ラグビーラグビーなどのコンタクトスポーツをサポートしていると少なからず歯や口などの裂傷などの状況の対応に追われるということも少なからずあります

多少の傷であればもちろん問題ないのですが歯は当然歯科医の範囲であり我々アスレティックトレーナーが対処できる範疇では当然ありません
どのように評価、対応したら良いのかをしっかり把握することが必要なATの方も多いでしょう。基本的に口や歯などは我々アスレティックトレーナーの介入できる範囲を越えていますがいつ復帰したら良いのか、急性の対処方法については知っておくべきことでしょう。
マウスガードが必要なレスリングやアメフトと比べるとマウスガードをしていない状況だと1.6-1.9倍ほど口部の怪我は多いと言われています。
「その時」のためのアクションプランをたてておくことも当然必要で結構知るべきことがたくさんあります
1書面のドキュメントの作成しておくこと
2転送できる専門医を確認しておくこと
3口部の怪我が起きた時のデンタル・ケア・パックを準備しておくこと
4口部顎(TMJ)の構造の理解
5救急のサイン、兆候、歯の怪我の分類
6同時に起こるかもしれない脳震盪のサインと評価
7マウスガードの正しい使用方法の教育
8マウスガードに関しての必須事項や規制やルールの熟知
ポジションステイトメントって脳震盪でもありますが結構アップデートされているのその都度確認が当然必要ですよね。命に関わることも多いし、準備しておけば慌てることもないですし。
基本的な用具は揃えておきたいですよね
・粘着テープ
・バイオハザードバッグ
・コットン
・綿棒
・糸ようじ(フロス)
・2インチの伸縮テープ
・マウスガード
・ハンドクレンザー
・フラッシュライト
・ハサミ
・Tongue depressor(舌を押さえる木の棒)
予算や環境によって揃えられるものとかには制限がある場合もあるんですが、それはそれでどうにか起きた時の対応は考えて書面しておかないと忘れてしまうものですね。
他にも更新があるのでアップロードしていきます

#33 パーソナルとチームスポーツのトレーナーの違い

おはようございます。

 

今の帯同しているラグビーチームは30名弱の選手を一人で見ています。

個人のお客様は当然パーソナルでも見ていますが痛みがあった時でも両者で対応が違ったりします。

 

チームスポーツでは一人にかけられる時間が圧倒的に短いので、「効率よく、効果的に」行うことが一番大事になってきます。

一方パーソナルでトリートメント(治療)・トレーニングであればその人にあったものに対応・提供することができます。

 

最近すごく思うので、「適切な治療、方法、テクニック、トレーニング」は働く環境においても変化する事。

 

チームスポーツではみんなが同じ事を出来るようにするためには「シンプル」にやっていく必要があります。

 

チームの一人にトレーニングを教えたとして、その人が別の人に教えて伝言ゲームみたいになると必ず最後に伝えられた人は「情報が劣化します」

 

そのためチームで働くトレーナーは全員に同じように行わせるにはどうしたらよいか?というところに頭を抱えます。

 

東京では毎週海外からの資格認定セミナーを含めて、数多くのセミナーや講習会があります。

今はウェビナーという形でオンラインで学ぶ事もできます。

 

「何のために、どう活かすために勉強するのか?」目的意識を持って毎日勉強しないと、知ったはよいけど使えない・・という悪循環になってしまうので、アウトプットするためのインプットという意識を持っていかないと無駄になってしまいます

 

#32 メインと補助の動き

人が体を動かす時には当然関節が動く事で動作が可能になります。

 

例えば、歩く時には左足大腿を後ろへ伸展する事、そして右足を前方へ押し出す事(屈曲)で歩く事ができます。ところが脚を伸展するだけでは十分に脚を開く事が出来ないので左の骨盤を開く事で捻れば生じるためにもう少し一歩の距離を取る事ができます。

 

foot
この場合脚を伸展させる事がメインの股関節の動きになる一方で左の骨盤を開く事がアクセサリー(補助的な動き)になってきます。

 

頭の中で
1「脚を伸展させる」
2 「骨盤を開く」
という回路が出来上がりスムーズな歩行動作につながってきます。

 

 

しかしこれが逆転してしまうと

 

1「骨盤を開く」
2「脚を伸展させる」
という順番になってしまうことがあります。

 

こうなってしまうと骨盤を開くための筋肉が優先的で過剰に使われてしまうために(例えば)腰痛に繋がってくるのかもしれません。

 

当然「歩行の動作」の誤った脳の指令をリセットして、適切な順番に変えてあげることで修正に導きます。

 

こういった痛みの原因を評価して、痛みの原因に対してアプローチするのもアスレティックトレーナーの重要な役割です

#31 主導的な動きと補助的な動き

人が体を動かす時には当然関節が動く事で動作が可能になります。
例えば、歩く時には左足大腿を後ろへ伸展する事、そして右足を前方へ押し出す事(屈曲)で歩く事ができます。ところが脚を伸展するだけでは十分に脚を開く事が出来ないので左の骨盤を開く事で捻れば生じるためにもう少し一歩の距離を取る事ができます。
foot
この場合脚を伸展させる事がメインの股関節の動きになる一方で左の骨盤を開く事がアクセサリー(補助的な動き)になってきます。
頭の中で
1「脚を伸展させる」
2 「骨盤を開く」
という回路が出来上がりスムーズな歩行動作につながってきます。
しかしこれが逆転してしまうと
1「骨盤を開く」
2「脚を伸展させる」
という順番になってしまうことがあります。
こうなってしまうと骨盤を開くための筋肉が優先的で過剰に使われてしまうために(例えば)腰痛に繋がってくるのかもしれません。
当然「歩行の動作」の誤った脳の指令をリセットして、適切な順番に変えてあげることで修正に導きます。
こういった痛みの原因を評価して、痛みの原因に対してアプローチするのもアスレティックトレーナーの重要な役割です

#29 スポーツは重心移動の連続

一般生活を含めて、スポーツも特に重心移動の連続です。

身体をコントロールする事はとても大事ですが、特にTMJ(顎関節)は「ぶら下がっている」関節です。

 

陸上、野球は必ず左回りですので、必然と同じ負荷がかかり続けますよね。

左に重心が乗っているときには、噛む筋肉もまた左にシフトします。

 

ガムを噛んだりする人も必然と噛みやすい側で噛んでいます。

 

ほおづえや横向きに寝たりする行為は??ぶら下がっている関節の重心が維持できなかったらどうなるのでしょうか?スポーツをする上で強い影響が出てきます。

 

どのようにスポーツに関係していて、どのように評価、治療をしていくのか。非常に影響力のある関節です。

 

痛みの原因は何からきているのかわかりません。可能性がたくさんある中でその評価、改善方法の引き出しをたくさん持っていると目の前の大事な方を助けた挙げられるかもしれません。

 

歯科医の松浦先生と河合DC行うコラボセミナーです

http://www.sakura-st-dc.com/information.html

詳細はこちら⇩⇩

https://www.pt-ot-st.net/index.php/seminar/detail?no=46670