#34 口や歯の怪我について〜概要〜

 

 

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去年から社会人のラグビーチームをサポートしていますが今まで見ていたサッカーや他のスポーツとはまた違った怪我や状況があるために結構ハラハラしながら見ていることも多いです。オフシーズンのうちに詳しく確認しておこうと思い、調べたことをブログしておきます。

 

ラグビーラグビーなどのコンタクトスポーツをサポートしていると少なからず歯や口などの裂傷などの状況の対応に追われるということも少なからずあります

多少の傷であればもちろん問題ないのですが歯は当然歯科医の範囲であり我々アスレティックトレーナーが対処できる範疇では当然ありません
どのように評価、対応したら良いのかをしっかり把握することが必要なATの方も多いでしょう。基本的に口や歯などは我々アスレティックトレーナーの介入できる範囲を越えていますがいつ復帰したら良いのか、急性の対処方法については知っておくべきことでしょう。
マウスガードが必要なレスリングやアメフトと比べるとマウスガードをしていない状況だと1.6-1.9倍ほど口部の怪我は多いと言われています。
「その時」のためのアクションプランをたてておくことも当然必要で結構知るべきことがたくさんあります
1書面のドキュメントの作成しておくこと
2転送できる専門医を確認しておくこと
3口部の怪我が起きた時のデンタル・ケア・パックを準備しておくこと
4口部顎(TMJ)の構造の理解
5救急のサイン、兆候、歯の怪我の分類
6同時に起こるかもしれない脳震盪のサインと評価
7マウスガードの正しい使用方法の教育
8マウスガードに関しての必須事項や規制やルールの熟知
ポジションステイトメントって脳震盪でもありますが結構アップデートされているのその都度確認が当然必要ですよね。命に関わることも多いし、準備しておけば慌てることもないですし。
基本的な用具は揃えておきたいですよね
・粘着テープ
・バイオハザードバッグ
・コットン
・綿棒
・糸ようじ(フロス)
・2インチの伸縮テープ
・マウスガード
・ハンドクレンザー
・フラッシュライト
・ハサミ
・Tongue depressor(舌を押さえる木の棒)
予算や環境によって揃えられるものとかには制限がある場合もあるんですが、それはそれでどうにか起きた時の対応は考えて書面しておかないと忘れてしまうものですね。
他にも更新があるのでアップロードしていきます