#9 【歯の噛み合わせとアスレティック・パフォーマンスの関係】

【歯の噛み合わせとアスレティック・パフォーマンスの関係】
                              
解剖学的な正中線でみても頭部と身体は異なるので何かしらのサポート(特に筋肉)によって重力をコントロールしなければなりません
                                                           
その位置を変化させるものは理解されているもの、されていないものたくさんありますが全てが求心性(afferent)の刺激によって行われます。(求心性とは身体の末端から脊髄、または脳へ向かう情報)
                                                             

入れ歯を装着している人は、頭と頸部の位置に関係のある舌骨のポジションに変化を与えることが分かっています。
                                                              
またMauerらによると噛み合わせがランニングパターンに影響を与えること,そして頭の位置の変化についても強い影響があるということを報告が報告されています。
                                                           

歯の咬み合せが身体に与える影響の考えられている理由には身体のバランスを制御する筋神経系の代償運動が挙げられますが日本のスポーツ選手も歯の咬み合わせへの影響がアスレティックパフォーマンスに与える影響について考慮して治療をする選手も増えているようですね。李忠成選手のブログ→(http://ameblo.jp/lee-tadanari/entry-12170333193.html)

ホットトピックになりそうな双方の関係です。

                                                         
Christian Maurer,#1,4 Felix Stief,2 Alexander Jonas,3 Andrej Kovac,1 David Alexander Groneberg,4 Andrea Meurer,2 and Daniela Ohlendor”Influence of the Lower Jaw Position on the Running Pattern” 2015 Aug 13. doi: 10.1371/journal.pone.0135712

Haralur, Gadhaan, Qahtani, Mossa,Shehri,and Addas
“Influence of Functional Head Postures on the Dynamic Functional Occlusal Parameters”Ann Med Health Sci Res. 2014 Jul-Aug; 4(4): 562–566.

歯科医とカイロプラクターによるコラボセミナーは8/27-28に東京で開催いたします
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【どちらか1日の参加も可能です】

機能疾患として頸部の問題、体のアライメントは噛み合わせを含めた歯科疾患も大きく関わる要素です。

噛み合わせ、歯科の問題から体全体の統合性を歯科医の立場から見られている「日本橋桜通り歯科クリニック」の松浦敦先生をお呼びして土曜の午前に松浦歯科医にお話しいただき、午後に噛合の問題から徒手療法家ができるアプローチ法などを行います。

アプローチはFasciaの研究生でもある河合智則DCが神経機能性、組織制限性の両面からのアプローチをご紹介いたします。

1日目 「噛み合わせと体のアライメント・組織的神経機能制限へのアプローチ法」
2日目 「眼球運動の変化からの機能性アライメント構築の問題と改善方」

【講師】
松浦敦氏  (歯科医 日本橋桜通り歯科クリニック院長, 統合医療予防協会顧問)

河合智則氏
(アメリカ合衆国ドクターオブカイロプラクティック,スポーツ科学/リハビリテーション修士,カリフォルニア州認定ドクターオブカイロプラクティック,国際スポーツカイロプラクティック医師,米国スポーツカイロプラクティック医師)
    
【どちらか1日の参加も可能です】

【価格】 1日目18000円 2日目16000円

【申し込み】 
https://docs.google.com/forms/d/1BAZSP-imwXt2k68dDfoTEbF5uThV1TzP_LEPi2dHLQg/edit

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分かりやすい栄養学セミナーシリーズ
6月28日(火)「脂質について」

https://www.pt-ot-st.net/index.php/seminar/detail?no=44980

#8 歯の噛み合わせは体に影響するのか?

肩や膝などの関節に比べて歯の噛み合わせについては勉強
されている方は多くはないのかもしれません

                                                           
しかしながら噛み合わせは頭蓋骨や頚椎に大きく関係があり、
不良があれば頭蓋骨、頚椎に歪みが出てきます。

                                               
    
顔は歪み、首にも傾きが出きてくることはわかっています。

                                                            
そのために頸部の筋が過緊張を起こし、身体全体の歪みにつながり様々な部位に不具合が起きています。
                                             

                
呼吸器の関与する胸郭の歪み、横隔膜の緊張、姿勢からの影響を受けやすい骨盤の歪み、足裏の状態、
他にも深層、浅層の筋膜、筋組織、結合組織の癒着、瘢痕、緊張、様々身体の歪みにかかわる重要点は多くあり、どれが重要で、どれは重要ではないというものではありません。

                                                                                          
歯科医の松浦敦先生とのコラボセミナーでは噛み合わせの観点に注目して、軟部組織の対処法などもお伝えする内容です。
                   

     
【申し込みはこちら】
https://docs.google.com/forms/d/1BAZSP-imwXt2k68dDfoTEbF5uThV1TzP_LEPi2dHLQg/edit

#7 EBFAとは

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こんにちは

年に2回−3回ほど運営をサポートしている「EBFAセミナー」というものがあります。

 

アメリカ発の資格認定協会で地面に唯一設置している「足からの統合運動」を推奨していますが、自分自身は足は非常に内在筋が細かく、構造も複雑なため得意としている部分ではありませんでした。

 

現在日本のEBFA開催分はレベル1とレベル2を行っています。

 

レベル1は「踵の部分にフォーカスして、体幹部の繋がり」「スタビリティの獲得」について詳しく行い、

 

レベル2は「中足部と前足部の繋がりと動きの効率性」にフォーカスしています。
EBFAのテーマとして「From the Ground up」というコンセプトが基盤となり「安定性を獲得するには地面から」が元になっています。
次回からは私も講師としてインストラクトしていきます。
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分かりやすい栄養学〜脂質について〜

カロリー計算の栄養学ではなく、管理栄養士が教える予防医学から見た栄養セミナー。

栄養学は初めての方、少し勉強したけどもっと深く理解したい方へ。

途中回からでもどなたでも参加いただけます。

内容:脂質について

・代謝、吸収、消化の過程

・コレステロールの話

・前回までの復習(食べることの意味、消化器官、異化、同化)

・質疑応答

《日時》2016年6月28日19:00-21:30

《場所》北とぴあ(王子駅より徒歩)

《価格》6000円

《申し込み》https://ssl.form-mailer.jp/fms/45ec741a402742

《お問い合わせ》info@moveandtrain.com

 

「管理栄養士が監修するファスティングアドバイス」

https://moveandtrain.thebase.in/items/3360342

指導料:3,000円

興味があるけれど勇気がでない。やり方もコンセプトもわからない。など、お悩みの方向けにメールやLINEを使ったファスティング指導コースを始めました。

お試しコースにはもってこいです。

《お問い合わせ》info@moveandtrain.com

#6「水分補給」の環境

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この季節になると、水分補給についての話をする事もあり暑い夏を迎えるにあたり特に学生や少年スポーツの選手には十分に理解してほしい内容ではあります。

 

「どんな水分が良いのか」

「いつ飲むのか」とか一般的なことでないのですが個人的に面白った事・・・

 

 

その前に

「日本人ってセミナーや授業の後になると個別に質問してくる事って多くない?!」

 

これはアメリカにいた2001-2007の時も言われた事がありますが、講義内で「質問はありませんか?」というと質問しないのに関わらず、講義が終わったら質問にくるのはだいたい「日本人」と言われたとこがあります。

 

 

それが良いとか、悪いとかでなくそれが国民性ってもの。

 

 

練習中の水分補給もそうですが、練習中に常に水分は取れる環境を整えているつもりでしたし、選手にも昔の高校球児ではないですから水分摂取に制限はしていません。(もちろん飲み過ぎは注意ですが)

 

30度も超えていない気温でそこまで暑くなかったので水のボトルを用意していても飲む選手は少なかったんですが、選手が動いている5メートル以内に水を置くのと1メートル以内に置くのでは水分をとる選手の割合が違います。

 

「たった5メートル歩いて飲みに行かないけれど、手を伸ばせば飲むよ」といった感じ

 

また怪我についても、全員の選手の前で「怪我がある人いる?」といっても返事はないのに関わらず、個別に聞くと「あそこが痛い、ここが悪い」といってくる選手は多いです。

 

個別に聞いたり、水を一人ひとり手渡しで渡してあげる。そうゆうのもアスレティックトレーナーができる配慮なのかな。

 

 

これから暑くなるので上下関係のある部活動は水分補給に遠慮をして熱中症にもなりやすい環境かもしれません。

 

「怪我はないか?」「水分は大丈夫か?」

聞いてあげるもの大切なことかもしれません。

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分かりやすい栄養学〜脂質について〜

カロリー計算の栄養学ではなく、管理栄養士が教える予防医学から見た栄養セミナー。

栄養学は初めての方、少し勉強したけどもっと深く理解したい方へ。

途中回からでもどなたでも参加いただけます。

内容:脂質について

・代謝、吸収、消化の過程

・コレステロールの話

・前回までの復習(食べることの意味、消化器官、異化、同化)

・質疑応答

《日時》2016年6月28日19:00-21:30

《場所》北とぴあ(王子駅より徒歩)

《価格》6000円(早割6月8日までの振込みで5000円)

《申し込み》https://ssl.form-mailer.jp/fms/45ec741a402742

《お問い合わせ》info@moveandtrain.com

#5「分かりやすい栄養学セミナー」を開催しました

昨年より行っている分かりやすい栄養学セミナーを開催しました。

 

分かりやすい栄養学セミナー「脂質について」

「食べる事の意味」

「消化・分解の話」

「炭水化物の代謝、分解について」

「タンパク質の分解、合成について」

「エネルギー代謝」

「ビタミン、ミネラルの話」など多くのタイトルについてやってきましたが、

 

今回は「脂質の話(分解、代謝、分解について)」について行いました。

 

パーソナルトレーナーをはじめ、理学療法士の方も遠いところから勉強しに来てくれるのはとても嬉しい事です。

 

具体的には「オメガ」の意味、飽和脂肪酸、不飽和脂肪酸について、トランス脂肪酸の恐怖などについて行いましたが、我々の細胞の膜(細胞膜)は脂で出来ていますがどんな種類の脂で出来ているのかによってその処理能力が変わってきます

 

例えば良い脂で細胞膜が作られていると思考の処理や記憶が圧倒的に違うという研究もあります。

 

その中で海洋汚染の問題もあり、魚だけ食べていたらいいのか?という問題にもなります。これだけ食べたら良いというものはありませんし、摂取しすぎたくない栄養素や化学物質も少なからずあります。

 

良いものをたくさん

 

悪いものは極力避ける努力

 

知っているのか、知らないのかで全く違ってきます。

 

脂質については一回では講義する事ができずに今回の復習を加えて「ボリューム2」の次回は6月28日(火)19時に予定しています

 

<分かりやすい栄養学セミナー>
カロリー計算の栄養学ではなく、管理栄養士が教える予防医学から見た栄養セミナー。

栄養学は初めての方、少し勉強したけどもっと深く理解したい方へ。

途中回からでもどなたでも参加いただけます。
内容:脂質について
・代謝、吸収、消化の過程
・コレステロールの話
・前回までの復習(食べることの意味、消化器官、異化、同化)
・質疑応答

《日時》19:00−21:30

6/8日までの申し込みで5000円(以降6000円)

申し込みはこちら

https://ssl.form-mailer.jp/fms/45ec741a402742

 

#4 FMSは有益か?

Functional Movement Screen(FSM)は有効なんでしょうか。

 

実際にシーズンが終わる時、始まる時に慢性の怪我予防のために使うのはよいことなのかもしれません。というか、わかりやすいですよね。

 

FMSとは7つの簡単な動きのテストをして、一つのテストにつき3点で動きの評価します。(最高21点)

 

優れた選手だから、筋肉が多いから点数が高いとか低いとかではなくその人が持っている動きのパターンの評価です。

 

14点以下は怪我の可能性が大きいので競技をする前にコレクティブ(動きを修正する)エクササイズ・プログラムをして身体に負担のないようにしようという感じで使われたりしています。

 

Mokhaら(2016)は「14点のスコアの選手が怪我をしやすいかということは確認されなかったが、テストが1点ついたり、左右差があるテストというのは2.73倍も怪我の可能性がある」としています。

テスト自体確かに大雑破なものもありますが、分かりやすいですよね。選手が多いチームが統一したものを評価にするには使えるツールですよね

けどどうなの?ってものもあります。

もう少しFMSに関する研究とか調べてみてまた更新します。

Mokha,et al (2016) “Predicting Musculoskeletal Injury in National Collegiate Athletic Association Division II Athletes From Asymmetries and Individual-Test Versus Composite Functional Movement Screen Scores” Journal of Athletic Training 2016;51(4):276–282

#2 脂肪と水について

小さい頃から野球をやってプロ野球選手になりたいなっておもいながら

 

一生懸命野球をやっていましたが

 

プロ野球選手は毎年3.3万人に一人がプロになる計算になるそうですね

 

そして29歳で平均で引退しますがその平均体脂肪は11%。

 

イチロー選手は42歳で6%で20代の体型を維持されています。

 

それで17年間もMLBで出場しています。

 

特に今年は出場した試合の活躍が目立ち、毎日出たらどうなんだろうと思うくらいの活躍です

 

そんなイチロー選手は唯一、胃潰瘍になった時だけ体調が悪くて休んだがずっーと活躍していますし、

 

今でも最も好きなプロスポーツ選手で錦織選手やサッカーの本田選手を抑えて1位です

 

 

彼がプレーするフロリダマーリンズは平均年齢が若く、17年間やっているので当時5歳の選手が今同じチームでプレーしたりしています
サッカー選手の平均引退年齢は26歳で体脂肪が4%なので
イチロー選手はサッカー選手と同じくらい体脂肪が低いことになります

 

ちなみに現役当時アーノルド・シュワルズネッガーはボディービルの時1%だったそう。

 

男性は15%未満になったほうが良く(女性は23%)、

加齢に伴い水分レベルは減少していきますが成人で62%あるものが70代では53%に減ってしまいます。

 

体は水分で出来ていると生物の時間に習った方も多いと思いますが

 

60%の水分レベルがあると,消化、排泄や浄化するし、デトックスをしてくれまsu

(汗と便と尿)

消化、浄化、排泄作用は人間にとってとても大事なので水がとても必要です。

 

60%の体の水分量がないと正常には行われません

 

未だに「水を飲んでいますか?」と聞くと、「コーヒー」「お酒」「ジュース」と答える人が多いのは驚きですね。

 

消化も浄化も、排泄も全て漢字では全て「さんずい」がつくのでどれだけ水が人体に水が必要なのかもあわらしているのではないでしょうか。

 

水分がないと行われないし、血管が詰まるのも十分に考えられるし、

 

水分が減少してくると体の至る「管」がつまりやすくなってもおかしくない

 

お風呂掃除する時に牛乳やコーラで洗いますか??

 

体を掃除する水分は水。血管を綺麗にするのは水。
だから水がとても大事です

 

体の水分が59%になるだけで消化のシステムは30%低下してしまうそうで
排泄、消化、浄化共に機能が30%低下するために一気に年を取るそうですよ。

 

イチロー選手が過去にテレビで話していましたが、

 

「体に脂肪がついても、心に脂肪は付きたくない」と話していましたが

 

今でも体の脂肪が少ないのは普段からいかに習慣にしているのかがわかりますね

 

 

M.Takahashi

#1 Just Moved!

アメブロをしばらく行っていましたが、新たに自分のドメインを取得してこちらでブログを作っていこうと思います。

 

今年より現場の活動を増やし、明治安田生命のラグビー部アスレティックトレーナーとしてサポートを始めました。

 

同じ選手を連日みる事で昨日のケアが良かったのか、あまり良くなかったのかなど反応をみれるのがチームスポーツの良いところ。

 

もちろん雑用などの業務もたくさんありますが、10年前に自分が学んだアスレティックトレーナーってこんな感じのイメージだったかも。

 

サンフレッチェはプロスポーツで環境が凄く整っていましたがどんなところもそうゆう環境があるわけではなく、限られた予算の中で以下に効率的に器具を使ったりエクササイズさせてなど考えるべき事が増えた。

 

いきなり変わってガラっと雰囲気を変えるとチームも戸惑うので大きくはいきなりは変えませんが、「当たり前が当たり前でない環境」がたくさんみられる。

 

栄養管理やトレーニング理論、方法についてもまだまだ改善点があるなかで1年目の目標はリーグ1位で迎えられるように貢献する事。

 

現場の仕事はずっと長くはできるものではないし、いつまで経ってもやるものではないかなと自分では思っていますがまだまだ自分が大きく経験を積める場所。

 

自分で環境作って益々大きくなるように作っていければいいかな。

高橋昌之, ATC, M.S, CES