#19 心の病について

ここ最近、相模原の事件だったり「ゾッとするような異常」な事件が多くなっていると思いませんか。
身体の痛みやトレーニングについては専門なのでわかりますが、こころの病についてはまだまだ理解不足していまして自分でも最近は積極的に興味が湧いてきています。
だってすべてを司るのは脳だから。
心の病を見極めるためには3つの方法があります。
①器質性:画像で判断がつくもの。例えば認知症ではベーターアミロイドというタンパク質が増えている。ニューロンという脳の神経細胞が萎縮している、などがある。
②心因性:強迫性の神経症などで薬では効きにくい。
③神経伝達のバランスが崩れたり、ミクロの分子によって起こす内因性がある。例えばセロトニンが少なく気分を安定できずにうつ病になる。あるいは不安障害になったりパニック障害にもなる→薬や栄養が効果的。
摂食障害は幼児期に受けた傷が元になり思い出してしまうなどという状態で厳しいしつけが一番の原因(あと幼児期のいじめ)といわれています。
思春期になるとホルモンが大人に変わるときに女子なら「誰かを支配したくなる。その対象が食べ物になり、食べ物を支配したくなる。大人になると太っていることが罪悪感に変わる→異常に痩せ願望が出てきます
まず拒食になり、次には空腹に負けて過食になる。繰り返すのだが、人前では絶対に症状を出しません(心の病がだから)
寝静まったあとに冷蔵庫を開けるなど症状がでる。
過食して排泄するために嘔吐、利尿薬、下剤で排泄しようとする。
その後また拒食になり、過食する。全身の倦怠感、唾液腺が慢性的の腫れ(首の周り)。胃酸が出るから、エナメル質が破壊されてはがボロボロになってきます
このようにこの人の状態が何かをみるための判断基準になってきます
摂食障害の問題
・不整脈
・循環器系の問題
・骨粗しょう症になる。
・唾液腺の腫脹
・夜中にジム通ってしまう。細いのに筋肉質(異常なやせ願望)
→心因性の疾患になる。薬でなおりにくくカウンセリウング良くなる。
(彼氏からの癒いや心の癒しを埋める必要がありすべては母親への支配力から抜けたいという感情の変化により出てきます)
体重制限のある女性アスリートにみられる精神性病です。

 

早稲田、赤坂でスポーツセラピーやっています。
“KMAP Chiropractic Sports Therapy” Masayuki Takahashi, M.S, ATC, CES

お問い合わせはこちらhttps://moveandtrain.com/contact

#18 ATC Life〜現場への落とし込み〜

自分がATCを目指すことになったのは「興味がある分野がこれだったから」というシンプルな理由ですがその想いだけで志してから14-15年経ちました

高校野球で365日休みなくNo pain, No gainの練習方法で長時間の練習をしていた事を覆したいなという気持ちでしたが、コーチ・監督がスポーツ医学やコンディショニング、ストレングトレーニングを勉強していない現場をまだまだよく見ます。

今の現場のコーチらと話をすると14-15年で変わったのは「子供や生徒達」でいわゆる「今の子供達は〜〜」っていう愚痴で怒るとやる気をなくす、来なくなるし、「子供の質」が変わったから練習方法や指導方法も変わらないといけないといったネガティブな変化を垣間見る事は多々あります。

ポジティブ変化といえばなんでしょうか。情報のあるチーム(アスレティックトレーナーがいたり、勉強する指導者が増えたチーム)はトレーニング効果が発揮されているため甲子園の高校球児達もものすごいレベルが上がっていますよね

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パーソナルトレーナーや少人数のチーム、またはATCなどアスレティックトレーナーが多いチームは一人ひとりと接する機会が多いためにコンディショニングの高低を日々感じる事ができますが予算が少なく選手対ATC(アスレティックトレーナー)の割合が少ない選手は優先順位として①けが人 ②リハビリ選手 ③他の選手の対応などの優先順位になります。

アスレティックトレーナーが少人数(または一人)でできる事は非常に限られていますので日々のケアは徹底的に選手(クライアント)には行って欲しいものです。

選手にも色々なタイプがいる事はこのブログでも述べましたが、「痛みがない=健康、元気」と思っている選手がまだまだ多く練習後にセルフケアをしない選手はたくさんいます。

いわゆる筋肉系の怪我(足底筋膜炎、腸脛靭帯炎、筋疲労や鵞足炎など)は対応するのは時間がもったいなく感じてしまいます。(その他に対応すべきものがあったり、いわゆるセルフケア不足で起こるため)

ストレッチポールやリラクゼーションを求めるためにストレッチをしたり、モビリティエクササイズを積極的に行う選手は「年配のベテラン選手」と「怪我をして予防の重要性を理解している意識の高い選手」の2タイプのみです。

プロスポーツでは巨額な契約は長期契約です。怪我の多い選手は短期契約になりチームとしても計算にいれにくくなるため求められにくくなりますよね。

怪我なく健康あっての選手生命。

それをチーム全員に共有して情報提供するアスレティックトレーナー含むメディカルチーム。

同じ方向へ向かうチームとして自分でできる事は自分で行い、ATC(アスレティックトレーナー)
に依存しない選手作りをまだまだ進めていく必要がありますね。

アスレティックトレーナーだけでなくストレングトレーニングコーチやパーソナルトレーナーもこの業界勉強熱心な方が多く新しい知識、手技などを勉強して自己投資していて自分のその一人かもしれませんが部活動などスポーツ現場に帯同すると「現場と業界」のギャップが開きすぎてて全く現場に知識が浸透していない事が最近の興味です。

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分かりやすく予防に特化した栄養学を広めたく行う全10回セミナーの第1回です。

わかりやすく学ぶ栄養学Vol.1
7/28(TH)19:00-21:30@KMAPカイロプラクティック&スポーツセラピー早稲田

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#17 改善方法の提案:Neuromuscular(ニューロ・マスキュラー) Training

トリートメントにはベッドに寝てケアをしてもらう方法と自ら動く事により、回復させていく方法があります。

両方行う事で相乗効果がうまれ、1+1=3にも5にも変化していきます。

「痛みが出る」「パフォーマンスが向上しない」には原因があり、必ずそのような行動、習慣があります。

そしてその習慣はエクササイズによって書き換える必要があります。
なぜ、トリートメントとエクササイズの2つが必要なのでしょうか?

「歩く時」「落ちたものを拾う時」頭の中で「この筋肉を使って歩こう、この関節をどう曲げて拾おう」などと考えて動作する事はありません。筋肉を使う、関節を使うというよりも一連の流れが脳から脊髄を通じて行われます。

歩き方、動き方(フォーム)には人それぞれ癖のように個性がありますが、その個性が痛みに繋がれば修正する必要がありますし、問題がなければその動きに筋肉やスピードをつけていきます。

トレーニングといっても重いものを扱うと前に負荷が小さい状態で体をコントロールできなければ重いものを持った時、スピードが速くなった時にコントロールする事が出来ません。

小さい負荷でコントロールできないのにも大きい負荷で行うと怪我繋がってきますので体をコントロールできることは非常に大事な要素です。

プラクティショナー(施術者)からは痛みが出ないように「きっかけ」を与えてもらい定期的にトリートメントを受けますが、その「きっかけ」を自分のものとして習得するには繰り返しエクササイズを行い、筋肉、神経、脳に動きを習得する必要があります。

その人にとって適した動きをしているのか、していないのかは自分では認識する事が難しく

適して動きをしている時は痛みが発生しません。もしくはエクササイズをする事で低下していきます。

パーソナルトレーニングは「重いものを持ち上げる」トレーニングではなく、自分の体をコントロールするパーソナルトレーニングセッションを行います。

自分の体を使いこなす筋-神経系を育成するニューロ・マスキュラー(NeuroMuscular)のパーソナルトレーニングです。

#16 痛みに勝てる選手、負ける選手

こんにちは。

今期はスポーツ現場での活動を増やしましてレベル関係なくスポーツ選手(アスリート)のケア、トリートメント、運動指導などを3チームほど見ています。

どのレベル、スポーツにも言えますがその競技に取り組む姿勢など非常に様々ですが

①「多少痛くてもプレーをする人」

②「多少の痛みなら、痛みに負けて休む人」

③「かなり痛く、AT(アスレティックトレーナー)やメディカルスタッフが止めてもプレーする人」

④「全く痛みも損傷もないのに休む人」

大きく分けて4つのタイプがいます。それぞれアスレティックトレーナー(ATC)の自分から見てそれぞれの対応方法を述べてみます。

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① 比較的一流選手には多いです。無茶というわけではなく、自分で自分の限界を分かっていて「スポーツには多少の痛みは付き物だ」と自分で理解している。一方でケアに無頓着な面もあるがそつなくプレーしている選手。痛みに負けずプレーしたい気持ちが全面から出ている選手。ある程度信頼も勝ち得るタイプだと思っています

②本気を出せばプレーも高いのに20%の痛みでも、80%の調子が良い部分よりも、20%の不調な部分を訴える様子で痛みを感じるのをビビっている選手。個人的にはメンタルが弱い選手が多い気がします。メンタルと一言で片付けてしまうのも難しいが、「これくらいならできる」という気持ちはもう少し欲しいかな。

③ タイプ①に気持ちが乗ってしまい「どうしても出たい、プレーしたい」など後先考えずに気持ちが乗りすぎてるパターン。今の時期高校野球で3年間の集大成として考えている選手は多いかも。その選手がそれに賭けていればどうにか試合に出れるように努めるが、もし進学やこの後の競技人生を考えるとSTOPさせたいと考えることは多いです。無茶と頑張り屋は違うので体より気持ちが上回っている時にこのタイプが出現しますよね。

④ 無視・・。チームのがん細胞なのでどんなに良い選手でもいなくなって欲しいが学生スポーツにはたまに存在するパターン。社会人になるとほぼこんな選手はいません。

難しいのが②③のパターンです。アスレティックトレーナーや監督、指導者も人間ですからどうしても試合で出させてあげたい気持ち、応援したい気持ちがある一方、気持ちが乗ってこない選手は良くコミュニケーションを取ってやる気が乗っていない選手には対応が必要です。ただ説得しても全く無意味で、納得してもらいプレーに集中してもらえる状況を作る必要があります。説得しても、気持ちが乗らずにプレーする状況になるので良い成果は出ない可能性が高いかな。

コントロールすることもある程度必要ですがスポーツってフィジカル、メンタルとかありますがメンタルの持ちようっていうのはすごく大事な要素だと思います。

#15 NKTセミナー Neuro-Kinetic Therapyとは

2日間でのNKT(NeuroKinetic Therapy)セミナーに参加しました。

前々からテクニックは使っていたので復習という感覚でしたが何どやっても気づきがあります。

筋力の発火しているのかを見ていますが「動き」というのは統合動作で決まった筋肉1つを動かしているものではなく、1つの塊として動きます。

要は筋肉は発火の順番や使う筋肉の違いによりますが代償運動として狂った使い方を脳が覚えていたりする事で動きそのものが効率性脳が悪いものになってきたりきます。
そのチェック(評価)方法がこのNKTです。

具体的には今見ているラグビー選手で左のハムストリングの強い張りを訴えて、走っていたら「プチッ」とキレそう!という選手でしたが、今までは筋肉のトーンを下げたり、温熱やストレッチを繰り返しトリートメントとして行っていましたが根底には「何故そこが張るのか?」という問題が存在します。

検査していくと、右のアキレス腱の強い代償にはよりハムストリングスが不安定になっており、トリートメントとしてはアキレス腱やcalfを行う事で一気にハムの緊張が取れてきて、翌日「信じられない」といわれ試合には送り出す事が出来ました

全てがこのNKTの検査方法で確認できるとは限りませんが今までのトリートメントのレベルが格段に上がっています。

知っているのとできることは違うことですからたくさん症例を集めていく必要がありますね。

この動画は臀部の筋肉がうまく使えるのかをチェックしていますが、はじめはうまく使えていません。首の筋肉を触ることにより臀部の筋肉の筋力が向上します。

結果として、首のトリートメントを行うことで臀部がうまく使えるようになり、例えば腰痛の問題に対して効果が見込めたりしてきます。

#14 エネルギーの効率性と安定性

僕たちスポーツ傷害を専門にしたり、アスレティックパフォーマンスの専門家もそうですが「地面からのエネルギー」を最大化して伝えることが一番のテーマになってきます。

前方へ進みたい(100m走など)時に無意味につま先がToe-outしていたり、膝がうちに入っているKnee-inの状態は非常に多く見られますがこういった動作により地面から得たポテンシャルエネルギーを推進力に変えることができません。

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この写真は歩行時に着地をして、小さな山が最初にありますがこれが着地の時のインパクトを示しています。そして小さな下り坂があり最小限で吸収してそしてその力(地面から得たエネルギー(力))を使って2倍から2.5倍まで最大化させることができます。

どうやってそのエネルギーを下半身から上半身に繋げていくのでしょうか?

効率よく動くことは、着地で得たエネルギーをそのまま出力するわけでなく、そのエネルギーを倍にして出力することがテーマになります。
それにはMyofasciaとよばれる結合組織に対する理解が必要になってきます。

それには足首が安定している状態が理想ですが、複数ある足首周りの筋肉で安定性を作り出さないといけません。

安定していることがパワー発揮につながり素早い動きにつながってきます。重いものを持った時に腕がプルプル震えたりしてたことがあるかと思いますがこの状態は安定性を獲得することが第一で、その次に重りを持ち上げることができますよね。

関節を安定させるためにLocal reflexive stabilityといって局所的な素早い安定性が大事になってきますがこれを獲得するにはいくつかステップを踏まなければなりません。

正しい、呼吸と骨盤底筋群の反応とショートフットがそれらを獲得するためのステップになります。

こういったことをトリートメント時に考えながらエクササイズ指導をしています。

早稲田、赤坂でスポーツセラピーやっています。
“KMAP Chiropractic Sports Therapy”

お問い合わせはこちらhttps://moveandtrain.com/contact

#13 食べ物の吸収率の話

食べたものは小腸で吸収されますが

小腸で鉄、マンガン、亜鉛などのミネラルは小腸から10−30%の範囲でしか吸収されないことがわかっています。

このようなミネラルは無機質なので(炭素が含まれていない)小腸から無機質は吸収されにくいことがわかっています。

我々の生体有機物でできています。

小腸を騙すためにこの周りを「アミノ酸」、「クエン酸」で巻いて小腸を騙して吸収させるという技術がキレート化と呼ばれカニの 爪でミネラルを掴んで入れることで40%吸収させることができる技術です。(市販は10%程度)

コロイド化という技術では60%吸収できます
95−98%はマイクロコロイドで現代科学で最高の技術。静脈注射と一緒です
マヨネーズや墨汁もコロイド化でレーザー光線にあてると貫通するのでコロイド化どうかわかります

化学会、医学界ではコロイド化が研究されており、ただ小さくしただけの概念でなくて栄養の質を高めることができます。

鉄の塊の表面積が37.5㎠だとすると、10倍、20倍エネルギーを出すためにはと表面積を大きくすると可能になる。

そのため表面積から多くのエネルギーを出すことができるこれがマイクロコロイド化と呼ばれ、98%程度の吸収率があり、一部のメーカーではマイクロコロイドの技術をもち、どのように生態系に影響されるのかというバイオ・アベイラビリティ(bio-availabity)を研究して製品開発に取り組んでいます。

Facebookのグループページで予防栄養学について行っています。
興味のある方はご参加ください。

https://www.facebook.com/groups/nutritionseminar/

#12 トリートメントは痛くても良いのか、それとも痛みがないべきか。

勝手な個人的な発想ですが、選手や一般の方を診ていてもちろん自分はケア・プロバイダー側の人間ですからどうやったら希望に添えるのかを考えながら行うのが大前提です。あえて、「希望に添う」という表現にしましたが、痛みに悩んでいるという人や「予防をしたい」など希望は様々。

人によっては痛みに強い人、弱い人、くすぐったがる人がいる中でいつも同じテクニックや方法で行えるとは限りません。

痛くても我慢できる人は一生懸命頑張ってもらいますが、その人は「よくなればいい」と言います。
一方で「痛いくらいなら、このままでいい」という人もいます。

これはプロとしてやる以上両方に対応しなければならないと思っていて、(もちろん仕方ない時もありますが)相手の希望に添えない時には自分にはまだまだ修行が必要なんだと思うことにしています。

「えっ、何かやりましたか?!」という感じで何も感じずにトリートメントが進むこともあります。

「薬は苦いほうが効果的な気がする」というのは自分の考えですので、多少痛くても怪我や状態が向上するなら我慢はできますがそうでない人は工夫が必要。

例えばどうしても痛みを伴うケアというのは存在すると思っています。それが60分と続けはその人はグロッキーになります。(実践済み。笑)

すごく可哀想だけどそれでもよくなればという想いでしたが、これは全員に受け入れられるものではないです。

一回で魔法のように劇的に改善するということはほぼありませんので、数回続くケアは精神的負担のないように良ければ、毎回の向上・改善に楽しみが持てるようなものであれば、もっと相手との信頼関係も築くことができるはずで、「本当にありがとうございましたっ!!」が聞けるのかな。

《予防栄養学に興味がある方へ》
facebookページで公開型のグループを作りました。予防することが最も体にインパクトを与えられ「良いものをたくさん摂る」ことも大事だけど「避けるべきものは最小限にする」。そしてデトックス。
知っていることで自分の健康と大切な人を守りたい。という想いで活動しています
https://www.facebook.com/groups/nutritionseminar/

《ベアフット・トレーニング》
スポーツ関係者のトレーナーコーチの方向けのFacebookページです。アメリカのEBFA協会のシェアやトレーニングについて、セミナー情報をシェアしています。
https://www.facebook.com/barefoot.japan

#11 合ってはいけない怪我

大きな怪我は予期せぬ時に来ます。

交通事故もそうだし、「まさか」の瞬間ですね

常に危険性の心配をしている必要はありませんが、「まさか」があるかもしれないと考えておくだけで防げるものは必ずあります。

http://nypost.com/2016/06/30/top-baseball-prospect-loses-eye-that-was-crushed-like-grape/

↑エクササイズ中に金属の一部が目を直撃して、ブドウのようにクラッシュして目を失った22歳のプロ野球選手の事故が起きました。

どのような場所で何が起きたのかは詳細はありませんが誰の責任なのかな。

選手は失った右目に対する絶望感でなくて、問題がなく見えている左目に対する感謝と生きている自分に感謝をしているのが記事では凄く印象的ですが、若い選手の人生を大きく変えたのは言うまでもありませんよね。

何をどう注意しろという事はいえないけれど、こうゆう事件、事故があったという事を知っておくだけでも良いのかな。

でも「まさか」は突然やってきますね。

#10 実はアロエは凄かった

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僕も小さいころ住んでいた近くにアロエがあり、火傷に良いとか食べると良いとかよく聞きましたがいろいろ調べてみるとかなりすごい果実だということが分かりました。

多様なビタミンやミネラルなどを豊富に含んでいるアロエはカロリーの低さがとても目立ち、およそ100cc当り20キロカロリーしかないそうです。

アロエが肝臓病に効くといわれていますがこれは多糖体の持つ解毒作用が解毒作用をサポートして血液促進させて肝臓の門脈流れを促進させてその機能を向上させるところにあります。


肝臓は口から食べたすべての食べ物が通る最大の解毒期間なのでここが壊れてしまうと人は生命を維持することができません。口から入る食品添加物や残留農薬なども当然分解されますがその度に体の補酵素(補因子)となるビタミン、ミネラルが消費されるために解毒にその材料を使ってしまうと他に補酵素が回りにくくなりますので無駄使いということになってしまいます


「医療にもアロエは効くのか?」

アポエボランという成分は血糖の量を正常に戻そうとするため、糖尿病の予防・改善に効果があります。



アロエウルシンは、傷ついた胃や十二指腸の粘膜に作用して潰瘍の治りを早めます。またアロエニンは胃酸の分泌を調整する働きをもつため胃もたれ・胸焼け・消化不良に効果があります。


また怪我をしたの時の抗炎症作用があるためアロエの果肉をそのまま患部につけたりもすごく良いとされています。また多糖体には体の毒素を包んで外に出す働きがあり、多くの免疫効果を発揮します。


多糖体のMucopolysaccharidesという成分はアロエベラの持つ有効成分の吸収効率を高める作用や免疫
強化作用をはじめ、様々な作用があるといわれています。




1)免疫力強 2)抗がん作用 3)殺菌・解毒 4)消炎・抗炎 5)鎮痛・鎮静(マグネシウム)6)胃酸分泌抑制(アロエ・エモジン)7)新陳代謝促進(バイオスチムリン)8)細胞活性化(植物ホルモン)9)お肌ひきしめ(アロエベラの葉に含まれる天然植物保湿成分である多糖類)などがありとても効果的とされています。





最近ではあまりアロエも見なくなってしまった気がします。実はアロエはすごかった。

【ノート】
7月より新宿区早稲田にて自分のトリートメントルームをオープンさせます。完全予約制で怪我予防、怪我後のスポーツ現場復帰に向けてのトリートメント・エクササイズを行うことができます。
トリートメントルームは小規模ながら一応自分的にはこだわった内容で行います。歩行検査や筋力検査、代償運動の改善を中心とした内容です。詳細はお問い合わせください。


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8月27&28日《咬合~眼球運動~頸部から考えるアライメントとリリース法》