2日間でのNKT(NeuroKinetic Therapy)セミナーに参加しました。
前々からテクニックは使っていたので復習という感覚でしたが何どやっても気づきがあります。
筋力の発火しているのかを見ていますが「動き」というのは統合動作で決まった筋肉1つを動かしているものではなく、1つの塊として動きます。
要は筋肉は発火の順番や使う筋肉の違いによりますが代償運動として狂った使い方を脳が覚えていたりする事で動きそのものが効率性脳が悪いものになってきたりきます。
そのチェック(評価)方法がこのNKTです。
具体的には今見ているラグビー選手で左のハムストリングの強い張りを訴えて、走っていたら「プチッ」とキレそう!という選手でしたが、今までは筋肉のトーンを下げたり、温熱やストレッチを繰り返しトリートメントとして行っていましたが根底には「何故そこが張るのか?」という問題が存在します。
検査していくと、右のアキレス腱の強い代償にはよりハムストリングスが不安定になっており、トリートメントとしてはアキレス腱やcalfを行う事で一気にハムの緊張が取れてきて、翌日「信じられない」といわれ試合には送り出す事が出来ました
全てがこのNKTの検査方法で確認できるとは限りませんが今までのトリートメントのレベルが格段に上がっています。
知っているのとできることは違うことですからたくさん症例を集めていく必要がありますね。
この動画は臀部の筋肉がうまく使えるのかをチェックしていますが、はじめはうまく使えていません。首の筋肉を触ることにより臀部の筋肉の筋力が向上します。
結果として、首のトリートメントを行うことで臀部がうまく使えるようになり、例えば腰痛の問題に対して効果が見込めたりしてきます。