#23 産後の骨盤矯正

産後に体の歪みで悩む方は非常に多いみたいです。

出産された方が言うので、実際に出産したら「私も歪んでいる」と勘違いしていることも考えれらます。

みんなが同じことをいうと同調効果で「私にも当てはまる」と思ってしまうことですね。

しかし実際に体のバランスが悪くなったと機能的変化を感じるからもいます。腰痛になる方もたくさんいます。

オフィスでパソコン作業が多い方は自分の体を長時間コントロールできないために代償運動で結果的に腰が痛くなるという方も多いですね。

妊娠中でなくても腰痛になるのに関わらず、妊娠したら3000gの大きさがお腹の中にいるためにお母さんは自分の体をコントロールできなければ当然周囲の筋肉は緊張して痛みに繋がってきますよね。

骨盤は前傾して、大腿骨は内旋して・・。のような方です。

そして内側ハムストリングが優位になって、膝の内側が痛くなってきて(鵞足炎・がそくえん)になってきて階段も上り下りがきつくなってきて・・という方は異常に多いです

 

スポーツの現場でも選手を教育するのには時間が非常にかかりますが、産後のお母さん達にもたくさん当てはまることは多いですし、もっと自分で予防できたらこういった悩みを抱える人は少なくなるのかもしれませねんね。

簡単なセフルコンディショニングのビデオでも撮影してYoutubeしようかな。

あまりにもこういった悩みを抱えている方が多い気がするので何かできたら・・という思いです

 

都内近郊でしたら出張もしてますよ。もしくは赤坂・早稲田にて。

高橋昌之 アスレティック・トレーナー(M.S, ATC, CES)

 

#22 バランスを司る、「前庭」の役割

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前庭とは「頸部の位置感覚」と司っています。
例えば格闘技で相手に急激に投げられた時に頭は逆方向の回転をします。

すなわちバランスを司っていますが当然眼球も水平方向動き、動的、静的なバランスを保ち重心の上に保つ事でバランスを取ろうとします。


柔道でも、ボクシング、コンタクトスポーツでも急激なスピードの変化があると目線が揺れてバランスが取れなくなります。


三半規管と眼球は関連しているので三半規管が安定していないと眼球運動も安定せず、眼球運動がうまく行かないとバランスにも影響してきます。

 

↑頭部と急激に動かしても目線は変わらない=前庭眼反射

 

当然これは視点を維持するために起きる反射です。

この機能があるおかげて、動くボールを打ったり、蹴ったり、追いかけたりする事ができます。

 

スマートフォンを見ている時は眼球運動はほとんどなく近年では眼球運動が著しく減っています。

便利さを追求したおかげで失っているものも当然ありますが、眼の運動は平衡感覚を保つ上でも非常に大事な要素です

 

眼球・咬合セミナーは8/27と8/28日です

https://www.facebook.com/events/204056056660566/

セミナー紹介

《8/27-8/28日 咬合セミナーについて》
眼と咬み合わせについてしっかり学べる2日間のセミナーです
 
申し込み
 
https://docs.google.com/forms/d/1BAZSP-imwXt2k68dDfoTEbF5uThV1TzP_LEPi2dHLQg/edit
 
お問合わせ
info@moveandtrain.com
 
Day 1
TMJ
a.発生学としての顎関節
b.顎関節の可動(前突後突、挙上と下制、側方移動)
c.咬合の筋とアライメント
他5項目
Day2
a.眼球の発生額
b.動眼の可動と筋群
c.全体の視界、眼球の視野域+頸部の回旋可動域
d.バースート、サッケード
e.眼球筋
f.小脳の機能
g.前庭の機能
他6項目

#20 天才!

今年の夏はオリンピックで話題はもちきりですが、「天才」と言われるような選手は世界には多くいます。

個人的に好きな本の中にその「天才」(マルコム・グラッドウェル著)がありますがここには10000時間の法則というのが紹介されていますが大きく分けると「天才」とは・・・

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1「誰でもないことを成し遂げる人」

2「誰でもできることを誰でもできないくらい早くやる人」

3「誰でもできることを誰にでもできないくらいやる人」

という三つに定義されるそうです。

例えば練習量がありますがオーケストラで独奏する人のことをソリストと呼びますがもちろん最高の人が選ばれます。

オーケストラに入るような人は皆んな地元では最高の独奏者ではありますが、音楽大学へ入ってそこで毎日3時間練習する人(普通の人)、1日5時間練習する人、1日8時間練習する人で見ると誰でもできることを誰にでもできないくらい練習する1日8時間練習する人がソリストになり、5時間の人はオーケストラグループに入り、3時間の人は音楽の先生になるそうです。(割合的に)

一流と呼ばれるには10000時間は熟練されるのに必要とされる法則ですがビートルズも、スティーブジョブスも天才と呼ばれる人は地道な作業を継続しています

しかしながらKarl.J.P.Smithによると州・クラブレベルだとその10000時間の法則は18%程度の影響力与えるが世界的レベルになると1%ほどの影響力にしかならないということを話しています。

http://www.scientificamerican.com/article/no-one-wins-gold-for-practicing-the-most/?wt.mc=SA_Facebook-Share

州レベルで目立つ選手が世界的レベルに進んでいく過程を考えると絶対的に練習量は必要であることから「誰にでもできることを誰にでもできないくらい行う」ことはとても大事な要素かもしれませんが過信しすぎは禁物です

パフォーマンスは多くの要素(Multi-factorial)から決められるので様々な観点から説明することができるとは思いますが、練習量もその一つであることは間違いありませんね

赤坂・早稲田でスポーツセラピーをお探しならKMAP-スポーツセラピーへどうぞ

https://moveandtrain.com/contact

《セミナー情報》

咬合セミナー~眼球運動~頸部から考えるアライメントとリリース法

機能疾患として頸部の問題、体のアライメントは噛み合わせを含めた歯科疾患も大きく関わる要素です。

噛み合わせ、歯科の問題から体全体の統合性を歯科医の立場から見られている「日本橋桜通り歯科クリニック」の松浦敦先生をお呼びして土曜の午前に松浦歯科医にお話しいただき、午後に噛合の問題から徒手療法家ができるアプローチ法などを行います。

アプローチはFasciaの研究生でもある河合智則DCが神経機能性、組織制限性の両面からのアプローチをご紹介いたします。

1日目 「噛み合わせと体のアライメント・組織的神経機能制限へのアプローチ法」

2日目 「眼球運動の変化からの機能性アライメント構築の問題と改善方」

【講師】
松浦敦氏  (歯科医 日本橋桜通り歯科クリニック院長, 統合医療予防協会顧問)

河合智則氏
(アメリカ合衆国ドクターオブカイロプラクティック,スポーツ科学/リハビリテーション修士,カリフォルニア州認定ドクターオブカイロプラクティック,国際スポーツカイロプラクティック医師,米国スポーツカイロプラクティック医師)

【どちらか1日の参加も可能です】

【価格】 1日目18000円 2日目16000円

【申し込み】
https://docs.google.com/forms/d/1BAZSP-imwXt2k68dDfoTEbF5uThV1TzP_LEPi2dHLQg/edit

【お問い合わせ】info@moveandtrain.com

[わかりやすく学ぶ栄養学Vol.2] &[わかりやすく学ぶ栄養学Vol.7]

日時8/28(Sun)19:00-21:30(第7回) 8/30(Tues)19:00-21:30 (第2回)
分かりやすく予防に特化した栄養学を広めたく行う全10回セミナーです。

8/30(TH)19:00-21:30@KMAPカイロプラクティック&スポーツセラピー早稲田

申し込み:https://ssl.form-mailer.jp/fms/45ec741a402742

<分かりやすい栄養学セミナー>
カロリー計算の栄養学ではなく、管理栄養士が教える予防医学から見た栄養セミナー。栄養学は初めての方、少し勉強したけどもっと深く理解したい方へ。途中回からでもどなたでも参加いただけます。
内容:第2回 糖質について
・消化器官
・食べることの意味
・糖質の仕組み、構造、機能、種類
・代謝/分解

分かりやすい栄養学は全10回で今月は第2回(30日)・第7回(28日)となります。

第1回 食べることの意味&消化、分解について
第2回 糖質について(代謝、分解)
第3回 タンパク質について
第4回 脂質についてvol.1 脂肪酸、消化、吸収について
第5回 脂質についてvol.2 コレステロール、代謝について
第6回 生理活性物質(局所ホルモンについて)
第7回 ビタミンについて

 

#19 心の病について

ここ最近、相模原の事件だったり「ゾッとするような異常」な事件が多くなっていると思いませんか。
身体の痛みやトレーニングについては専門なのでわかりますが、こころの病についてはまだまだ理解不足していまして自分でも最近は積極的に興味が湧いてきています。
だってすべてを司るのは脳だから。
心の病を見極めるためには3つの方法があります。
①器質性:画像で判断がつくもの。例えば認知症ではベーターアミロイドというタンパク質が増えている。ニューロンという脳の神経細胞が萎縮している、などがある。
②心因性:強迫性の神経症などで薬では効きにくい。
③神経伝達のバランスが崩れたり、ミクロの分子によって起こす内因性がある。例えばセロトニンが少なく気分を安定できずにうつ病になる。あるいは不安障害になったりパニック障害にもなる→薬や栄養が効果的。
摂食障害は幼児期に受けた傷が元になり思い出してしまうなどという状態で厳しいしつけが一番の原因(あと幼児期のいじめ)といわれています。
思春期になるとホルモンが大人に変わるときに女子なら「誰かを支配したくなる。その対象が食べ物になり、食べ物を支配したくなる。大人になると太っていることが罪悪感に変わる→異常に痩せ願望が出てきます
まず拒食になり、次には空腹に負けて過食になる。繰り返すのだが、人前では絶対に症状を出しません(心の病がだから)
寝静まったあとに冷蔵庫を開けるなど症状がでる。
過食して排泄するために嘔吐、利尿薬、下剤で排泄しようとする。
その後また拒食になり、過食する。全身の倦怠感、唾液腺が慢性的の腫れ(首の周り)。胃酸が出るから、エナメル質が破壊されてはがボロボロになってきます
このようにこの人の状態が何かをみるための判断基準になってきます
摂食障害の問題
・不整脈
・循環器系の問題
・骨粗しょう症になる。
・唾液腺の腫脹
・夜中にジム通ってしまう。細いのに筋肉質(異常なやせ願望)
→心因性の疾患になる。薬でなおりにくくカウンセリウング良くなる。
(彼氏からの癒いや心の癒しを埋める必要がありすべては母親への支配力から抜けたいという感情の変化により出てきます)
体重制限のある女性アスリートにみられる精神性病です。

 

早稲田、赤坂でスポーツセラピーやっています。
“KMAP Chiropractic Sports Therapy” Masayuki Takahashi, M.S, ATC, CES

お問い合わせはこちらhttps://moveandtrain.com/contact

#18 ATC Life〜現場への落とし込み〜

自分がATCを目指すことになったのは「興味がある分野がこれだったから」というシンプルな理由ですがその想いだけで志してから14-15年経ちました

高校野球で365日休みなくNo pain, No gainの練習方法で長時間の練習をしていた事を覆したいなという気持ちでしたが、コーチ・監督がスポーツ医学やコンディショニング、ストレングトレーニングを勉強していない現場をまだまだよく見ます。

今の現場のコーチらと話をすると14-15年で変わったのは「子供や生徒達」でいわゆる「今の子供達は〜〜」っていう愚痴で怒るとやる気をなくす、来なくなるし、「子供の質」が変わったから練習方法や指導方法も変わらないといけないといったネガティブな変化を垣間見る事は多々あります。

ポジティブ変化といえばなんでしょうか。情報のあるチーム(アスレティックトレーナーがいたり、勉強する指導者が増えたチーム)はトレーニング効果が発揮されているため甲子園の高校球児達もものすごいレベルが上がっていますよね

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パーソナルトレーナーや少人数のチーム、またはATCなどアスレティックトレーナーが多いチームは一人ひとりと接する機会が多いためにコンディショニングの高低を日々感じる事ができますが予算が少なく選手対ATC(アスレティックトレーナー)の割合が少ない選手は優先順位として①けが人 ②リハビリ選手 ③他の選手の対応などの優先順位になります。

アスレティックトレーナーが少人数(または一人)でできる事は非常に限られていますので日々のケアは徹底的に選手(クライアント)には行って欲しいものです。

選手にも色々なタイプがいる事はこのブログでも述べましたが、「痛みがない=健康、元気」と思っている選手がまだまだ多く練習後にセルフケアをしない選手はたくさんいます。

いわゆる筋肉系の怪我(足底筋膜炎、腸脛靭帯炎、筋疲労や鵞足炎など)は対応するのは時間がもったいなく感じてしまいます。(その他に対応すべきものがあったり、いわゆるセルフケア不足で起こるため)

ストレッチポールやリラクゼーションを求めるためにストレッチをしたり、モビリティエクササイズを積極的に行う選手は「年配のベテラン選手」と「怪我をして予防の重要性を理解している意識の高い選手」の2タイプのみです。

プロスポーツでは巨額な契約は長期契約です。怪我の多い選手は短期契約になりチームとしても計算にいれにくくなるため求められにくくなりますよね。

怪我なく健康あっての選手生命。

それをチーム全員に共有して情報提供するアスレティックトレーナー含むメディカルチーム。

同じ方向へ向かうチームとして自分でできる事は自分で行い、ATC(アスレティックトレーナー)
に依存しない選手作りをまだまだ進めていく必要がありますね。

アスレティックトレーナーだけでなくストレングトレーニングコーチやパーソナルトレーナーもこの業界勉強熱心な方が多く新しい知識、手技などを勉強して自己投資していて自分のその一人かもしれませんが部活動などスポーツ現場に帯同すると「現場と業界」のギャップが開きすぎてて全く現場に知識が浸透していない事が最近の興味です。

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《セミナー情報》
分かりやすく予防に特化した栄養学を広めたく行う全10回セミナーの第1回です。

わかりやすく学ぶ栄養学Vol.1
7/28(TH)19:00-21:30@KMAPカイロプラクティック&スポーツセラピー早稲田

https://www.pt-ot-st.net/index.php/seminar/detail?no=45383

アクセス→https://moveandtrain.com/access

#16 痛みに勝てる選手、負ける選手

こんにちは。

今期はスポーツ現場での活動を増やしましてレベル関係なくスポーツ選手(アスリート)のケア、トリートメント、運動指導などを3チームほど見ています。

どのレベル、スポーツにも言えますがその競技に取り組む姿勢など非常に様々ですが

①「多少痛くてもプレーをする人」

②「多少の痛みなら、痛みに負けて休む人」

③「かなり痛く、AT(アスレティックトレーナー)やメディカルスタッフが止めてもプレーする人」

④「全く痛みも損傷もないのに休む人」

大きく分けて4つのタイプがいます。それぞれアスレティックトレーナー(ATC)の自分から見てそれぞれの対応方法を述べてみます。

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① 比較的一流選手には多いです。無茶というわけではなく、自分で自分の限界を分かっていて「スポーツには多少の痛みは付き物だ」と自分で理解している。一方でケアに無頓着な面もあるがそつなくプレーしている選手。痛みに負けずプレーしたい気持ちが全面から出ている選手。ある程度信頼も勝ち得るタイプだと思っています

②本気を出せばプレーも高いのに20%の痛みでも、80%の調子が良い部分よりも、20%の不調な部分を訴える様子で痛みを感じるのをビビっている選手。個人的にはメンタルが弱い選手が多い気がします。メンタルと一言で片付けてしまうのも難しいが、「これくらいならできる」という気持ちはもう少し欲しいかな。

③ タイプ①に気持ちが乗ってしまい「どうしても出たい、プレーしたい」など後先考えずに気持ちが乗りすぎてるパターン。今の時期高校野球で3年間の集大成として考えている選手は多いかも。その選手がそれに賭けていればどうにか試合に出れるように努めるが、もし進学やこの後の競技人生を考えるとSTOPさせたいと考えることは多いです。無茶と頑張り屋は違うので体より気持ちが上回っている時にこのタイプが出現しますよね。

④ 無視・・。チームのがん細胞なのでどんなに良い選手でもいなくなって欲しいが学生スポーツにはたまに存在するパターン。社会人になるとほぼこんな選手はいません。

難しいのが②③のパターンです。アスレティックトレーナーや監督、指導者も人間ですからどうしても試合で出させてあげたい気持ち、応援したい気持ちがある一方、気持ちが乗ってこない選手は良くコミュニケーションを取ってやる気が乗っていない選手には対応が必要です。ただ説得しても全く無意味で、納得してもらいプレーに集中してもらえる状況を作る必要があります。説得しても、気持ちが乗らずにプレーする状況になるので良い成果は出ない可能性が高いかな。

コントロールすることもある程度必要ですがスポーツってフィジカル、メンタルとかありますがメンタルの持ちようっていうのはすごく大事な要素だと思います。

#15 NKTセミナー Neuro-Kinetic Therapyとは

2日間でのNKT(NeuroKinetic Therapy)セミナーに参加しました。

前々からテクニックは使っていたので復習という感覚でしたが何どやっても気づきがあります。

筋力の発火しているのかを見ていますが「動き」というのは統合動作で決まった筋肉1つを動かしているものではなく、1つの塊として動きます。

要は筋肉は発火の順番や使う筋肉の違いによりますが代償運動として狂った使い方を脳が覚えていたりする事で動きそのものが効率性脳が悪いものになってきたりきます。
そのチェック(評価)方法がこのNKTです。

具体的には今見ているラグビー選手で左のハムストリングの強い張りを訴えて、走っていたら「プチッ」とキレそう!という選手でしたが、今までは筋肉のトーンを下げたり、温熱やストレッチを繰り返しトリートメントとして行っていましたが根底には「何故そこが張るのか?」という問題が存在します。

検査していくと、右のアキレス腱の強い代償にはよりハムストリングスが不安定になっており、トリートメントとしてはアキレス腱やcalfを行う事で一気にハムの緊張が取れてきて、翌日「信じられない」といわれ試合には送り出す事が出来ました

全てがこのNKTの検査方法で確認できるとは限りませんが今までのトリートメントのレベルが格段に上がっています。

知っているのとできることは違うことですからたくさん症例を集めていく必要がありますね。

この動画は臀部の筋肉がうまく使えるのかをチェックしていますが、はじめはうまく使えていません。首の筋肉を触ることにより臀部の筋肉の筋力が向上します。

結果として、首のトリートメントを行うことで臀部がうまく使えるようになり、例えば腰痛の問題に対して効果が見込めたりしてきます。

#12 トリートメントは痛くても良いのか、それとも痛みがないべきか。

勝手な個人的な発想ですが、選手や一般の方を診ていてもちろん自分はケア・プロバイダー側の人間ですからどうやったら希望に添えるのかを考えながら行うのが大前提です。あえて、「希望に添う」という表現にしましたが、痛みに悩んでいるという人や「予防をしたい」など希望は様々。

人によっては痛みに強い人、弱い人、くすぐったがる人がいる中でいつも同じテクニックや方法で行えるとは限りません。

痛くても我慢できる人は一生懸命頑張ってもらいますが、その人は「よくなればいい」と言います。
一方で「痛いくらいなら、このままでいい」という人もいます。

これはプロとしてやる以上両方に対応しなければならないと思っていて、(もちろん仕方ない時もありますが)相手の希望に添えない時には自分にはまだまだ修行が必要なんだと思うことにしています。

「えっ、何かやりましたか?!」という感じで何も感じずにトリートメントが進むこともあります。

「薬は苦いほうが効果的な気がする」というのは自分の考えですので、多少痛くても怪我や状態が向上するなら我慢はできますがそうでない人は工夫が必要。

例えばどうしても痛みを伴うケアというのは存在すると思っています。それが60分と続けはその人はグロッキーになります。(実践済み。笑)

すごく可哀想だけどそれでもよくなればという想いでしたが、これは全員に受け入れられるものではないです。

一回で魔法のように劇的に改善するということはほぼありませんので、数回続くケアは精神的負担のないように良ければ、毎回の向上・改善に楽しみが持てるようなものであれば、もっと相手との信頼関係も築くことができるはずで、「本当にありがとうございましたっ!!」が聞けるのかな。

《予防栄養学に興味がある方へ》
facebookページで公開型のグループを作りました。予防することが最も体にインパクトを与えられ「良いものをたくさん摂る」ことも大事だけど「避けるべきものは最小限にする」。そしてデトックス。
知っていることで自分の健康と大切な人を守りたい。という想いで活動しています
https://www.facebook.com/groups/nutritionseminar/

《ベアフット・トレーニング》
スポーツ関係者のトレーナーコーチの方向けのFacebookページです。アメリカのEBFA協会のシェアやトレーニングについて、セミナー情報をシェアしています。
https://www.facebook.com/barefoot.japan

#9 【歯の噛み合わせとアスレティック・パフォーマンスの関係】

【歯の噛み合わせとアスレティック・パフォーマンスの関係】
                              
解剖学的な正中線でみても頭部と身体は異なるので何かしらのサポート(特に筋肉)によって重力をコントロールしなければなりません
                                                           
その位置を変化させるものは理解されているもの、されていないものたくさんありますが全てが求心性(afferent)の刺激によって行われます。(求心性とは身体の末端から脊髄、または脳へ向かう情報)
                                                             

入れ歯を装着している人は、頭と頸部の位置に関係のある舌骨のポジションに変化を与えることが分かっています。
                                                              
またMauerらによると噛み合わせがランニングパターンに影響を与えること,そして頭の位置の変化についても強い影響があるということを報告が報告されています。
                                                           

歯の咬み合せが身体に与える影響の考えられている理由には身体のバランスを制御する筋神経系の代償運動が挙げられますが日本のスポーツ選手も歯の咬み合わせへの影響がアスレティックパフォーマンスに与える影響について考慮して治療をする選手も増えているようですね。李忠成選手のブログ→(http://ameblo.jp/lee-tadanari/entry-12170333193.html)

ホットトピックになりそうな双方の関係です。

                                                         
Christian Maurer,#1,4 Felix Stief,2 Alexander Jonas,3 Andrej Kovac,1 David Alexander Groneberg,4 Andrea Meurer,2 and Daniela Ohlendor”Influence of the Lower Jaw Position on the Running Pattern” 2015 Aug 13. doi: 10.1371/journal.pone.0135712

Haralur, Gadhaan, Qahtani, Mossa,Shehri,and Addas
“Influence of Functional Head Postures on the Dynamic Functional Occlusal Parameters”Ann Med Health Sci Res. 2014 Jul-Aug; 4(4): 562–566.

歯科医とカイロプラクターによるコラボセミナーは8/27-28に東京で開催いたします
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【どちらか1日の参加も可能です】

機能疾患として頸部の問題、体のアライメントは噛み合わせを含めた歯科疾患も大きく関わる要素です。

噛み合わせ、歯科の問題から体全体の統合性を歯科医の立場から見られている「日本橋桜通り歯科クリニック」の松浦敦先生をお呼びして土曜の午前に松浦歯科医にお話しいただき、午後に噛合の問題から徒手療法家ができるアプローチ法などを行います。

アプローチはFasciaの研究生でもある河合智則DCが神経機能性、組織制限性の両面からのアプローチをご紹介いたします。

1日目 「噛み合わせと体のアライメント・組織的神経機能制限へのアプローチ法」
2日目 「眼球運動の変化からの機能性アライメント構築の問題と改善方」

【講師】
松浦敦氏  (歯科医 日本橋桜通り歯科クリニック院長, 統合医療予防協会顧問)

河合智則氏
(アメリカ合衆国ドクターオブカイロプラクティック,スポーツ科学/リハビリテーション修士,カリフォルニア州認定ドクターオブカイロプラクティック,国際スポーツカイロプラクティック医師,米国スポーツカイロプラクティック医師)
    
【どちらか1日の参加も可能です】

【価格】 1日目18000円 2日目16000円

【申し込み】 
https://docs.google.com/forms/d/1BAZSP-imwXt2k68dDfoTEbF5uThV1TzP_LEPi2dHLQg/edit

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分かりやすい栄養学セミナーシリーズ
6月28日(火)「脂質について」

https://www.pt-ot-st.net/index.php/seminar/detail?no=44980