脳と進化

四足歩行から二足歩行になり刺激を受ける事で脳が最も成長したと言われています。

火を使う文明になり

芋をそのまま食べていた状態から火を使って食べやすくする事で、消化しやすく、エネルギー源であるグルコースになりやすくなり、エネルギーのの供給が簡単に変わって行きました

また、言語を扱えるようになったことも、脳の肥大化の要因として考えられています

言葉でコミニケーションを取れるようになり、仲間と意思疎通ができ、危険回避

仲間とコミニケーションがとても必要になり、その生命を保つための要因として考えられています

EBFAのワークショップでは、二足歩行の効率化を考えて、構造的、機能的な観点で歩行について考えていますが、その他にもたくさんの要素が積み重なり、今の二足歩行が可能になっています

同じ歩行でも若い時の歩行は歳を重ねてからの歩行とは異なっていきます

Neuro SensoryとFoot Postureのコースの感想(私見です)

EBFA マスターインストラクーサミットin Tokyoに参加してきました

今回は新コースのFoot Posture、Neuro Sensoryの二つのコースのレビューが中心でその報告と概要です

現在EBFAのコースはレベル1が行われたイメージ

Foot Postureのコース:足部のバイオメカニクスがメインになる1日のコース

Neuro Sensoryのコース:感覚器のワークが中心のメインになる1日のコース

 

これはEBFAのレベル1のコースにもありますが両方の内容がありますがそれぞれのコースは

レベル1の内容よりも深入りしている内容とワークが多くなってくるので、「更に深く学びたい」「実技を踏まえたワーク」の習得にはとてもオススメです

エミリー自身も話していましたがFoot PostureとNeuro Sensoryのコースを受けた人は深く機能解剖(バイオメカニクス)も感覚器についても学びますので、そうするとEBFAレベル1は要らないのでは?という疑問については否定していました。

EBFAレベル1が復習の役割にもなるし、実際に骨盤帯の話とレベル1とコンセプトである「安定性」の獲得にはBrain, Breath, Barefoot(脳、呼吸、ベアフット)のBrain、Breathのパートはレベル1で詳しく説明されます

個人的には感情が身体に影響する話がとても好きなので熱が入りますがこれはレベル1でしか話さない事になります

一通り受講した結果として感じたのは、EBFAレベル1を受講後

復習の内容+感覚器について新しい内容の知識と実技を体験を得るために→Neuro Sensory

復習の内容+機能解剖とツールを使った実技を体験を得るために→Foot Posture

上記の流れと考えると最の納得感があります。

個人的な感想として思った事(箇条書き)

・普段日本語で説明していると英語で話す時や理解に時間差が生じる→英語でも素早く理解できる能力

・参加者のみんな英語うま過ぎる。

・今回のインストラクターサミットで使われている用語や説明の仕方が少し変わっていた(バイオメカニクスとか深くなっていた)

・習うより慣れろという感じでエクササイズ(自主練)はたくさんやらないと理解できないと更に実感。(できるようになって感情も伴って理解力が深まる)

・内反小趾の考え方に納得できた◎

・中足骨の傾斜角度(個人の構造的問題による、修正しにく代償運動との付き合い方)

・個体差があるので強調するエクササイズは最終的には個人間で全く違う

・現場で臨床している立場からすると毎回のセッションでクライアントに理解してもらうには時間が短すぎる為、その辺のギャップを埋める方法や簡単にわかるインストラクションのワンボイスを作る

・足部以外から足部への影響はたくさんあるので足部ばかりに注目しすぎるのは注意する(木を細かく評価みすぎるあまり、森が見えなくなる感じ)

・Body Schema(自己認知、空間周辺との感覚)はもっと活用できそう

・機能解剖が教科書では習わない内容の理解があった

・日本人特有の説明の仕方と例え話が必要

・外国人みたいに日本人はノリノリでなはいので、温度感の作り方

以上を踏まえた内容を日本でも開催していく予定です

情報を種類

怪我やパフォーマンスの低下を招く代償運動は瞬間、瞬間ごとの情報によって決まってきます

足部からどんな情報が来るのかをメインに講習会ではお伝えしていますがその他の要素も当然多くあります。

・音による聴覚からの情報

・視覚の方法

・肌からの感覚

・前庭器官からの重力のコントロールの情報

・関節からの固有感覚の情報

・内受容と呼ばれる身体の中の情報

・靴、インソールなど身体とは別の要素からの情報

台風などの気圧の変化で体調不良になる方もいますが症状を感じていないけれど、身体に影響を与える要素も考えられます。

人の身体は同じ動きをしても神経が反応するスパイクは別の反応を起こすと言われているので、

異なった環境や状況で同じような動きや反応を起こすのは相当困難にも思えます

幅を広げれば多くの見方ができますが、ベアフットトレーニングの講習会では足部からの情報を整理してお伝えしています

「足部から臀部へのつながりが実感できた」

「小さい部分だけどとても大きな影響を与えているのが実感できた」

などの反応も聞くことができています

足部のCKCとOCK【EBFAブログ】

足部は地面と接する唯一の部分であり、シンプルに考えて土台となる部分です。構造的にも感覚受容器的にも重要な要素になっていますがその「感覚」という面だけ考えても40歳頃から低下してくると言われています。

前歯がない人は経済的にも貧困である傾向が強いようですが同じように足部の感覚低下にある人は移動能力や運動機能についても当然低くなります。

その足部の動きですが足部と足趾の動きもOKC(Open Kinetic Chain)、CKC(Closed Kinetic Chain)で感覚的に全然異なってきます。

足首のトレーニングの「アンクルサークル」は足首よりも近位で安定性を作って足首を可動させますがCKCで行うと同じような動きは出しにくくなってきます。

普段立っている姿勢でもかかと重心(後方重心)が前方重心かでも体幹部や頸部に与える影響も変わってきます。

動画はボードを使って回内位、回外位でスクワットをすることでその近位部への連鎖を感じることができます。

また、内反小趾や外反拇趾の変形がある方は更に違いを感じることができます。

足の内在筋を動かそうとすると、思うように動かせないというのを感じます。

当然使わないものは低下していくので脳からの命令も行きにくいだけでなく、それを実行する軟部組織も普段から動かしていない為に周囲の組織からの抵抗を受けれて「高密度化」の状態なので、命令も行きにくい状態でもあります。

一瞬にしてできなかったことができるようになることもありますが、やはり訓練が必要な時も多いです。

足部のトレーニングをしていると、なかなか思うように動かせずにイライラすることもありますが

次第にできるようなってくると特に足部の場合はテントのように張力がでて安定感が増してきます。何かをきっかけで動かしやすくなり、繰り返しやっていくと神経や筋肉も繋がってき動かせば動かすこと筋肉を動かすときに感じていた抵抗も低下してくるので「繰り返し」の重要性がわかってきますね。

足部は身体の土台

「どのくらい安定しているのか」で全身のコントロールにも繋がってきます。

普段から動かしていなかったり、靴下、靴を履いている環境なので足部への刺激は低下していますが、更に加齢も進むことで機能低下につながってきます。

意識したトレーニングと重要性を感じて継続する。

EBFAセミナーについてはFacebookファンページ「ベアフット・トレーニング」もご覧ください

ワークショップはじめました

多くのセミナーやワークショップがあって、受けてきて感じた事がありました。

「100%理解する前の段階で別の新しい事を学び始める自分がいる」

と言うことです。最終的に自分が感じた事は人には色々な感じ方や観点があるので100%自分に当てはまる事はあり得ないということです。

そりゃそうです。私の為に開催されているワークショップなんて存在しません。

現在でエビデンスとして確立されている事、検証段階のもの、まだ誰も想像できない事、実際するけど利権の問題で消されているもの。様々あります

その中で自分が感じた事や経験したことは人の数ほど無数にあるので、セミナーや講習会がたくさん存在するのは納得できました

その中で、「こうゆう観点があるんだー」とか自分が見えていない可能性がある時にはワクワクします。

どれもこれも色々な知見や見解があるので刺激になることは間違いありません。

先日1時間のワークショップを行いましたが、解剖学や構造的な観点、心理的/感情的からの観点、見えない量子の世界などの観点など紹介させてもらいました。

単純に自分が面白いと思った、体感してその理由、理論がある程度分かったから。

人の身体って本当に色々な観点が複雑に絡み合っているから面白いです。100%このやり方ならハマるってよくなるみたいな事は恐らくないでしょうが見つけたいですね。

100人の人に喜んでもらいたい、良くなって欲しいという部分もあれば、自分にとって大事な人や縁があって救いの手を差し伸べている人がいたら手段や理論・理屈には当てはまらないでとにかく、良くなればOKかなというのモットーです。

なんでも良いのですが、それがデタラメではありません。理論、理屈の世界も大好きですが、それだけではしっくりこない気がしたというだけの話です

人の数ほど解釈がありますので自分らしさを出すのはめちゃくちゃ大事ですね

脳の可塑性と足底刺激

運動をしたり刺激を加えると脳の関連する部位に刺激が入ります。

その刺激は強すぎたり、多すぎたりすると反応が強くすぎて痛みにつながることもあるのでその調節は必要です。

しかし使われるべき刺激が入り続けると脳にも変化が起きてきます。これを脳の可塑性と呼びます。

リハビリをする時に実際に脳が感じている感覚と実際の感じるべき感覚の合わせていきます。

皮質は固定されているものでなく、むしろ動的であり。つまり変化を起こせる部分です。経験によって継続的に変化を与えられるのは20年ほど前から明らかになっていたようです。慢性期の脳卒中からの自発的な回復は可塑性のために起こる可能性が高く、知られている分では損傷した半球の再編成から生じるようです。

脳の可塑性に対する重要な刺激は、触覚刺激が重要ですブラシで撫でるような優しいタッチから、振動刺激、ストレッチ感覚、圧刺激があります。これらの刺激は足底に多く分布されているのでまずは足底からトライしていきます。

オンライン・トレーニング、カウンセリングのお知らせ

オンライントレーニング・カウンセリングを開始致しました!
対面でなくオンラインで出きるので移動せず、遠方で通えない方に取っても良いかと思います!

  • 怪我やコンディショニング相談
  • オンライントレーニング
  • トレーナー研修
  • 栄養カウンセリング 

zoomでのオンライン指導になります【料金】30分5000円 +1000円/10分


【お問い合わせ】info@m3sports-therapy.tokyo

迷走神経のリセット

日々ストレスを感じていると 姿勢が悪化したりメンタル的にも落ち着きはなくなったりまたは免疫の低下につながってきます。

EQの話もセミナーの中でお話ししますがストレス対処力というのはとても大事な事です。

無駄な期待をしてしまった事で思うような結果が出なかった時にストレスを感じたり、起きた現象に対してどうリアクションを取るのか、反応するのかで感じるストレスが全く異なります。

人間関係のストレスがある人に聞くと、人間関係のストレスが全くないという事はプライスレスといいますよね。あとは時間とお金のストレス。全てが満たされている人はストレスレベルもかなり引くはずです。

そのストレスをどうにか対処するためにリラックスしたり、マッサージを受けたりするのも迷走神経トーンをリセットする面ではとても有効な手段です。


また夏になると外の気温と室内や車内での温度差が大きくなるので体温調節の為にかかる自律神経の働きも負担がかかります。そして夏暑い中でキンキンに冷えたビールを飲んだり、アイスクリームを食べたりするととても身体に影響が出てきます。

そんなストレスを多い毎日に対処すべく脳神経(迷走神経は脳神経の1つ)を良い状態を維持する為に背骨にスペース(椎間孔)を与えて働きをよくする為に呼吸のエクササイズの前に1分ほどやってみると良いかもしれません。


サラマンダーテクニック


・四つん這いになり、①両目を左へ ②首を左へ倒す ③ 胸椎までスペースを作り右側のスペースを作り一分程維持させて、左右繰り返す。
※良い姿勢で行う。


参考図書accessing healing power of vagus nerve.

ふくらはぎの張りについて

ふくらはぎの筋肉の強い張りを感じる事は運動をしている人は経験があるかもしれません。

大学生以上の選手になると不思議と少し言葉も覚えてくるので、「肉離れ」と表現する選手がチラホラいます。「切れてはいないと思う」といっつも突っ込みますが。

強い張りを感じてる対処に対して、アスレティックトレーナーとして緩める事ばかりしていました。だいたいサッカー選手なら全治1週間くらいが妥当だなと思っていました。完全な違和感がなくなるのが大体3日掛かっていたからその後のリハビリ(アスレティックリハビリテーション)の流れを考えるとどうしてもそのくらい掛かってしまうんです。どうしたらそのスパズム(張り)がすぐに取れるのか?って考えてそうゆう選手出た度に自分でも最高のケアを目指してトライ&エラーを繰り返しました。

そもそも、筋肉が耐えうるストレス(マクロ・マイクロ)によって限界を超えたら危険信号として筋肉を強制終了させるために「張る」事で身体を守っている防御反応だと思っているので回復が必要なのは絶対です。その回復を高めるためのベストな方法は何か?って話で。

足部をもう少し学びたいと思って、EBFA(Evidenced Based Fitness Academyを勉強し始めて、そこで知ったのが「足部の固有感覚受容器」の働き。

どうしたらそれを高める事が出来るのか?

感覚器の活性として振動刺激などの刺激を与える事で活性化されてきます。それだけではなく、伸張刺激とか様々な刺激があります。

例えば関節ポジション変位(特に距骨)により関節のコントロールが低下する状態でマイクロストレスを与え続けると関節のポジションを保てなくなりやがてヒラメ筋などの外在筋が強く張りを感じて来る場合は多々あります。

①内在筋の活性で安定性を獲得
②外在筋の活性化

基本概念は変わりません。その上で受容器の活性を促して、筋肉の軟部組織の状態などが加わり適切な動きを作っていく。それは変りません。

「筋肉の張り」「違和感」表現は多々ありますがひょっとしたら魔法みたいに何かをしたら一気に改善できるのかもしれませんがまだその魔法は見つかっていません。けれど、以前の自分から見たら明らかにその精度は上がっているので10年前の自分から見たら魔法のようなケアができているのかもしれませんが、「違和感」を感じてから解決をするまで10分を目指してたくさん数を見ていきたいですね。

浅草七福神巡りツアー

11月に赤坂にお店をオープンさせてから商売繁昌や健康祈願などをはじめて興味が出てきた神社巡り。ルーツを知ったり、お参りの意味を聞いたし、知ったりするととても面白いもので神社によっても自分が好むのか、そうではないのか千差万別。
七福神巡りといっても9社あるのは9という数字がとても縁起が良い数字なんだとか。鳩という時も9が使われていますが『集まる』という意味で使われているそうです。

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ツアーという事で9つ回ると約2万歩歩く事になり、健康維持の為にも参加している方も多数おられました。朝10時から出発して昼休憩挟んでも15時過ぎには終わったので楽しく1日を過ごすことが出来ました。
1吉原神社ここでまずは色紙をゲット。知り合いの里居さんに描いてもらいました。

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弁財天(吉原神社)


2 鷲神社吉原神社から10-15分ほど歩くと到着します。ここは酉の市で有名な神社。ここはとても広くキレイな神社で参加者で記念撮影

酉の市で有名な鷲神社


3 矢先稲荷神社合羽橋通りでは沢山の興味深いキッチングッズがあるので誘惑大。ここだけでも1日いられるのでお店に入ると最後まで神社巡りが完了しないのでスルー。

矢先稲荷神社


矢先稲荷神社

4 浅草寺15-20分くらい歩いたでしょうか。浅草寺は日本を代表する観光地とあって外国人の観光客がたくさんいました。たい焼きでエネルギー補給。たい焼きにも天然と養殖があるそうで一匹ずつ焼くのが天然。一気に数匹焼くのが養殖たい焼きと言うそうです。テレビに撮影もしていましたが撮影NG

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観光客がたくさんいました。


5 浅草神社浅草寺のほぼ隣にある神社。

恵比須

6 待乳聖天(まつちやましょうてん)毘沙門天がお祀りされています。ここからのスカイツリーは絶景ポイント

待乳山聖天
毘沙門天
ここからのスカイツリーは絶景でした

歩けない人の為の小さなケーブルカーがあり少し

7 今戸神社この辺で疲労が出てきます

8 橋場不動尊ここは細い路地を抜けていくとある立派な神社でした。

橋場不動尊
橋場不動尊


9 石浜神社墨田区、台東区、荒川区の境にあります。時間的なところもありますが日の光で1番キレイに見えました

石浜神社
コンプリート


合計2万歩。ディズニーランドに行っても約1万7000歩なのでかなりの歩数になりますよ。
運動目的でも良いし、楽しんで回るには1日かける価値ある七福神巡り。
是非どうぞ。