足部のCKCとOCK【EBFAブログ】

足部は地面と接する唯一の部分であり、シンプルに考えて土台となる部分です。構造的にも感覚受容器的にも重要な要素になっていますがその「感覚」という面だけ考えても40歳頃から低下してくると言われています。

前歯がない人は経済的にも貧困である傾向が強いようですが同じように足部の感覚低下にある人は移動能力や運動機能についても当然低くなります。

その足部の動きですが足部と足趾の動きもOKC(Open Kinetic Chain)、CKC(Closed Kinetic Chain)で感覚的に全然異なってきます。

足首のトレーニングの「アンクルサークル」は足首よりも近位で安定性を作って足首を可動させますがCKCで行うと同じような動きは出しにくくなってきます。

普段立っている姿勢でもかかと重心(後方重心)が前方重心かでも体幹部や頸部に与える影響も変わってきます。

動画はボードを使って回内位、回外位でスクワットをすることでその近位部への連鎖を感じることができます。

また、内反小趾や外反拇趾の変形がある方は更に違いを感じることができます。

足の内在筋を動かそうとすると、思うように動かせないというのを感じます。

当然使わないものは低下していくので脳からの命令も行きにくいだけでなく、それを実行する軟部組織も普段から動かしていない為に周囲の組織からの抵抗を受けれて「高密度化」の状態なので、命令も行きにくい状態でもあります。

一瞬にしてできなかったことができるようになることもありますが、やはり訓練が必要な時も多いです。

足部のトレーニングをしていると、なかなか思うように動かせずにイライラすることもありますが

次第にできるようなってくると特に足部の場合はテントのように張力がでて安定感が増してきます。何かをきっかけで動かしやすくなり、繰り返しやっていくと神経や筋肉も繋がってき動かせば動かすこと筋肉を動かすときに感じていた抵抗も低下してくるので「繰り返し」の重要性がわかってきますね。

足部は身体の土台

「どのくらい安定しているのか」で全身のコントロールにも繋がってきます。

普段から動かしていなかったり、靴下、靴を履いている環境なので足部への刺激は低下していますが、更に加齢も進むことで機能低下につながってきます。

意識したトレーニングと重要性を感じて継続する。

EBFAセミナーについてはFacebookファンページ「ベアフット・トレーニング」もご覧ください

カテゴリーBlog