#74 なぜウェイトマネージメント?

ずっとスポーツ業界に携わっていると減量が必要な選手やクライアントさんはあまり多くはないかもしれません。
運動量が確保されていればどんなに食べても体重が健康を及ぼすほど太る人はさほどいませんよね。

ところが引退して一般の日常生活になれてしまうと一気にブクブク太ってしまう人は非常に多いし、今まで運動の習慣がなかった人に取ってはなぜ脂肪ばかり増えるのかは理解できませんよね。

 

高価なダイエットジムに通うほど予算も覚悟のあるわけでないし、「みんなが簡単にできる事」をテーマにしてウェイトマネージメントチームを作り協力したウェイトマネージメントプログラムです。

 

個人的に分析した結果太っている人の習慣はカロリーばかり食べて、栄養が少ない新型栄養失調。

貧困層になればなる程、ファーストフードが増えて空腹感だけを満たす傾向があるそうです。

「余計なものを摂りすぎている」
「必要なものが足りていない」

 

カロリー計算も大事かもしれませんが嫌われがちな良質な油はたくさん摂るべきだと思っています。
また土壌のミネラル不足は世界アースサミットで発表されていて、結構深刻です。
野菜は水耕栽培でオフィスビスで作られているし、牛肉もビーカー内で人工的に作られておりすでにEUでは実用段階だそうですね。

必要な栄養素を取って、悪い習慣を変える

 

5つの習慣から3つを選んでもらい、3ヶ月実践しますが日々3つ選ぶので「今日は油物を食べてしまったので、代わりに7500歩・歩こう」
これでいいんです。

 

3ヶ月5つの約束の中の3つを守ることで結果的に5つ守ろうとしてきます。そして3ヶ月継続した習慣は永続します。
結果的にその習慣が身につけば、人生最後のダイエットになることを大きく期待しています。

いい習慣を身につけて、悪い習慣を身につける。

誰でもできる、簡単なウェイトマネージメントです。

https://www.takahashimasayuki.com/weigh-management-program/

#72 慢性の怪我のケアについて

無重力の宇宙なら慢性の怪我はほとんどないはず
我々は重力に抵抗しながら日々生活しています。重力をコントロールできなくなった結果特定の部位にストレスがかかり、やがて痛みに発展してくるはず。

 

急性の怪我ならば怪我をした「瞬間のポジションや姿勢」が一番痛みを感じるポジションなはずです。足を捻ったなら、足を捻った状態を再現させるのが一番痛みを感じるはずです。またその状態が一番不安定なはずです。

 

たいてい、選手やクライアントさんに「どうゆう姿勢が一番痛みを感じますか?と聞くとその姿勢を再現してくれます。

 

そういった選手やクライアントさんの対応をしているとわかるのですが「◯◯筋肉が硬い」とか「◯◯関節が動いていないから」とか特定の部位を原因にして、そこばかりケアをしたりしていましたがだんだん考え方も変わってくるものです。

 

正確には痛みを最も感じる姿勢での全ての部位(筋肉・関節)に問題があるはずです。そしてその中で一番の原因になっているところから優先順位を決めてみていっています。筋肉や関節の使い方により痛みが発生している部位にベクトルが集中しているわけですから慢性の怪我につながるだろうという考えの元です。

 

足裏が痛い人に足裏のケアばかししても効果が少ないのと同じ事です。

 

なので痛みを最も感じる姿勢で何が起こっているのか診てみましょう。

 

どんな筋肉の使い方をしていますか?

 

◯◯関節は適切なうごきをしていますか?

 

筋肉の力のベクトルの方向はどうですか?

 

様々な資格や考え方がある中で新しく勉強したものを生かして使いたい気持ちはよくわかりますが、もっとも大事なのはやはし機能解剖学ではないでしょうか?

 

呼吸を勉強している人は、呼吸の良し悪しを指摘するかもしれません。

 

メンタルを勉強している人はそこをみるでしょう。

 

ある人は「普段の食事が問題である」と結論づけるかもしれませんよね。

 

どれも正解かもしれませんし、結果良くなればどの選択肢でもいいと思います。

 

見る人によって問題も違いますし、結論も違うかもしれませんよね。

====================================

ブログ見ていただいている方向けで興味のある方にマニュアルセラピーの勉強会をやろうと思います。一般の告知もしますが6名だけ限定でやろうと思います。

経験に基づく慢性の怪我の味方と評価の仕方、ケアの考え方、リハビリ過程など。

 

日時 7/8(土) / 7/23 (日) 19:00-21:00
場所  早稲田駅徒歩1分
参加費 6480円→5000円(各日程)

#71 アスレティックトレーナーとストレングスコーチの仕事の領域について

「スポーツトレーナー」の領域
スポーツの現場ならパフォーマンス向上のための指導を行うストレングス&コンディショニングコーチ(S&C)と怪我のケアやアスレティックリハビリテーションを行うアスレティックトレーナーが存在します。

痛みがなくパフォーマンス向上を目的とする人はストレングスコーチ(S&C)に指導を受けて、外傷後やリハビリ過程の選手、治療はアスレティックトレーナーが指導するのが一般的です。チームや施設の事情にもよりますし、明確にはそれぞれの定義はありません。活動する場所、施設によって仕事の領域がオーバーラップするところも多々あるかと思います。

 

また二つの「スポーツトレーナー」を雇う余裕がなければ一人で療法の領域をこなす人もいるかもしれません。

 

両者で仕事の領域が区別しているのに関わらずうまくいかないケースもあります。

 

見る人によって観点が違いや得意不得意があったりすると同じものをみていても違ったように見てる事もあるでしょう。

 

自分の部屋に人が入ってこられるのと嫌なように自分の仕事の領域に他の人が意見するのは誰でも気持ちのよいものではありません。

 

監督、コーチがトレーニングジムでトレーニングしている選手に対して指導したりしたらトレーニングコーチはどう思うでしょうか?

 

同じ選手を見る上で一人で全部見る事ができる状況はいいのですが、深く非常にレベルの高いところへ行けば行くほど専門領域がありますのでやはり一人で同じ選手の全てを見るのは困難かもしれません。

 

アスレティックトレーナーやコーチの間での普段からのコミュニケーションが非常に大事になってきます。

 

私はフリーで活動するアスレティックトレーナーですので怪我や痛みを感じたりしたら徒手抵抗や重い負荷を使う前の段階での対応をサービスとして行っています。「出張のマッサージでしょ?」とよく勘違いされますが全く違います。段階的に回復、機能向上させるための過程や必要なエクササイズを早稲田・赤坂のオフィスで行っています。

 

お問い合わせ先 (高橋)

#29 スポーツは重心移動の連続

一般生活を含めて、スポーツも特に重心移動の連続です。

身体をコントロールする事はとても大事ですが、特にTMJ(顎関節)は「ぶら下がっている」関節です。

 

陸上、野球は必ず左回りですので、必然と同じ負荷がかかり続けますよね。

左に重心が乗っているときには、噛む筋肉もまた左にシフトします。

 

ガムを噛んだりする人も必然と噛みやすい側で噛んでいます。

 

ほおづえや横向きに寝たりする行為は??ぶら下がっている関節の重心が維持できなかったらどうなるのでしょうか?スポーツをする上で強い影響が出てきます。

 

どのようにスポーツに関係していて、どのように評価、治療をしていくのか。非常に影響力のある関節です。

 

痛みの原因は何からきているのかわかりません。可能性がたくさんある中でその評価、改善方法の引き出しをたくさん持っていると目の前の大事な方を助けた挙げられるかもしれません。

 

歯科医の松浦先生と河合DC行うコラボセミナーです

http://www.sakura-st-dc.com/information.html

詳細はこちら⇩⇩

https://www.pt-ot-st.net/index.php/seminar/detail?no=46670

#23 産後の骨盤矯正

産後に体の歪みで悩む方は非常に多いみたいです。

出産された方が言うので、実際に出産したら「私も歪んでいる」と勘違いしていることも考えれらます。

みんなが同じことをいうと同調効果で「私にも当てはまる」と思ってしまうことですね。

しかし実際に体のバランスが悪くなったと機能的変化を感じるからもいます。腰痛になる方もたくさんいます。

オフィスでパソコン作業が多い方は自分の体を長時間コントロールできないために代償運動で結果的に腰が痛くなるという方も多いですね。

妊娠中でなくても腰痛になるのに関わらず、妊娠したら3000gの大きさがお腹の中にいるためにお母さんは自分の体をコントロールできなければ当然周囲の筋肉は緊張して痛みに繋がってきますよね。

骨盤は前傾して、大腿骨は内旋して・・。のような方です。

そして内側ハムストリングが優位になって、膝の内側が痛くなってきて(鵞足炎・がそくえん)になってきて階段も上り下りがきつくなってきて・・という方は異常に多いです

 

スポーツの現場でも選手を教育するのには時間が非常にかかりますが、産後のお母さん達にもたくさん当てはまることは多いですし、もっと自分で予防できたらこういった悩みを抱える人は少なくなるのかもしれませねんね。

簡単なセフルコンディショニングのビデオでも撮影してYoutubeしようかな。

あまりにもこういった悩みを抱えている方が多い気がするので何かできたら・・という思いです

 

都内近郊でしたら出張もしてますよ。もしくは赤坂・早稲田にて。

高橋昌之 アスレティック・トレーナー(M.S, ATC, CES)

 

#21 怪我をするランナーは70%

「多くのランナーは怪我をする」

「痛いところのないアスリートはいない」

「痛みともにプレーするのは普通」と聞いた事がある人は多いと思いますが本当でしょうか?

実際怪我をする、痛いところのあるアスリートはとても多くいます。

実際にマラソンランナーの90%は慢性な怪我をしていると言われます。

「足底筋膜炎」
「アキレス腱炎」
「シンスプリント」
「腸脛靭帯炎」
「鵞足炎」など

様々な症状が見られますが痛いところを摩る(さする)人は多く見られます。

「痛いところが悪い」のではなくて、悪いところがある結果特定の場所に痛みが出てきます。

つまり何かによって局所にストレスがかかっています。「膝が痛いときには⚪︎⚪︎が悪い」など全員に当てはまる絶対的にな事はありません。

従って、予防もトリートメントも100人いれば100通りあります。

全て共通しているのはインパクトが上手にコントロールできたいないことが原因です。

 

地面を叩く衝撃が靴を通じて足へ伝わりますが本来ある「反射」が靴を履く文化に負けて失われています。

 

歩行に比べて走行は3-4 倍の衝撃を受けます。ランナーが怪我をする大きな理由はインパクト(衝撃)に対する反応の遅さがあります。

反応を促す大きな神経・小さな神経がありますが素早く反応する事でストレスがかからなくなってきます。

例えば靴のクッションは衝撃を吸収してくれる分小さな筋肉の反応は遅くなるために怪我のリスクが増える可能性があります

ベストな選択は

「鍛えること」「素早い反応を取り戻すこと」

ショートフット・エクササイズを中心として毎日のトレーニング前にで取り入れる事でランニングの効率性も向上してくるでしょう。

Jリーグチームの専属トレーナーの経験を持つ、スポーツ傷害怪我予防専門家アスレティックトレーナー(NATA-ATC)が評価・トリートメント、エクササイズを指導するKMAPスポーツセラピーは早稲田・赤坂で指導をしています。

https://moveandtrain.com/contact

《セミナー情報》

咬合セミナー~眼球運動~頸部から考えるアライメントとリリース法

機能疾患として頸部の問題、体のアライメントは噛み合わせを含めた歯科疾患も大きく関わる要素です。

噛み合わせ、歯科の問題から体全体の統合性を歯科医の立場から見られている「日本橋桜通り歯科クリニック」の松浦敦先生をお呼びして土曜の午前に松浦歯科医にお話しいただき、午後に噛合の問題から徒手療法家ができるアプローチ法などを行います。

アプローチはFasciaの研究生でもある河合智則DCが神経機能性、組織制限性の両面からのアプローチをご紹介いたします。

1日目 「噛み合わせと体のアライメント・組織的神経機能制限へのアプローチ法」

2日目 「眼球運動の変化からの機能性アライメント構築の問題と改善方」

【講師】
松浦敦氏  (歯科医 日本橋桜通り歯科クリニック院長, 統合医療予防協会顧問)

河合智則氏
(アメリカ合衆国ドクターオブカイロプラクティック,スポーツ科学/リハビリテーション修士,カリフォルニア州認定ドクターオブカイロプラクティック,国際スポーツカイロプラクティック医師,米国スポーツカイロプラクティック医師)

【どちらか1日の参加も可能です】

【価格】 1日目18000円 2日目16000円

【申し込み】
https://docs.google.com/forms/d/1BAZSP-imwXt2k68dDfoTEbF5uThV1TzP_LEPi2dHLQg/edit

【お問い合わせ】info@moveandtrain.com

[わかりやすく学ぶ栄養学Vol.2] &[わかりやすく学ぶ栄養学Vol.7]

日時8/28(Sun)19:00-21:30(第7回) 8/30(Tues)19:00-21:30 (第2回)
分かりやすく予防に特化した栄養学を広めたく行う全10回セミナーです。

8/30(TH)19:00-21:30@KMAPカイロプラクティック&スポーツセラピー早稲田

申し込み:https://ssl.form-mailer.jp/fms/45ec741a402742

<分かりやすい栄養学セミナー>
カロリー計算の栄養学ではなく、管理栄養士が教える予防医学から見た栄養セミナー。栄養学は初めての方、少し勉強したけどもっと深く理解したい方へ。途中回からでもどなたでも参加いただけます。

内容:第2回 糖質について
・消化器官
・食べることの意味
・糖質の仕組み、構造、機能、種類
・代謝/分解

分かりやすい栄養学は全10回で今月は第2回(30日)・第7回(28日)となります。

第1回 食べることの意味&消化、分解について
第2回 糖質について(代謝、分解)
第3回 タンパク質について
第4回 脂質についてvol.1 脂肪酸、消化、吸収について
第5回 脂質についてvol.2 コレステロール、代謝について
第6回 生理活性物質(局所ホルモンについて)
第7回 ビタミンについて

#17 改善方法の提案:Neuromuscular(ニューロ・マスキュラー) Training

トリートメントにはベッドに寝てケアをしてもらう方法と自ら動く事により、回復させていく方法があります。

両方行う事で相乗効果がうまれ、1+1=3にも5にも変化していきます。

「痛みが出る」「パフォーマンスが向上しない」には原因があり、必ずそのような行動、習慣があります。

そしてその習慣はエクササイズによって書き換える必要があります。
なぜ、トリートメントとエクササイズの2つが必要なのでしょうか?

「歩く時」「落ちたものを拾う時」頭の中で「この筋肉を使って歩こう、この関節をどう曲げて拾おう」などと考えて動作する事はありません。筋肉を使う、関節を使うというよりも一連の流れが脳から脊髄を通じて行われます。

歩き方、動き方(フォーム)には人それぞれ癖のように個性がありますが、その個性が痛みに繋がれば修正する必要がありますし、問題がなければその動きに筋肉やスピードをつけていきます。

トレーニングといっても重いものを扱うと前に負荷が小さい状態で体をコントロールできなければ重いものを持った時、スピードが速くなった時にコントロールする事が出来ません。

小さい負荷でコントロールできないのにも大きい負荷で行うと怪我繋がってきますので体をコントロールできることは非常に大事な要素です。

プラクティショナー(施術者)からは痛みが出ないように「きっかけ」を与えてもらい定期的にトリートメントを受けますが、その「きっかけ」を自分のものとして習得するには繰り返しエクササイズを行い、筋肉、神経、脳に動きを習得する必要があります。

その人にとって適した動きをしているのか、していないのかは自分では認識する事が難しく

適して動きをしている時は痛みが発生しません。もしくはエクササイズをする事で低下していきます。

パーソナルトレーニングは「重いものを持ち上げる」トレーニングではなく、自分の体をコントロールするパーソナルトレーニングセッションを行います。

自分の体を使いこなす筋-神経系を育成するニューロ・マスキュラー(NeuroMuscular)のパーソナルトレーニングです。