安定性について

EBFAレベル1のBTS(Barefoot Training Specialist)ではスタビリティ(安定性)ということにフォーカスを置いています。

スタビリティを獲得するためにはLocal Stabilizerを活性化させることで代償を抑えて関節を安定させますが3つの視点から見ています

①統合運動:Short Footで内在筋を活性されて中臀筋、大臀筋の収縮スピードが上がってきたと報告があり、それによって安定性を獲得していく。

②関節カップリング:BTSでフォーカスするのが後足部で距骨下関節(STJ)で外反が起こると脛骨内旋、大腿骨内旋、骨盤前傾しまずが過剰内反でその逆になる。こういったカップリングモーションにもフォーカスしていきます

STJが反位だと関節的に不安定な状態で臀部に力が入らない。関節のセントレーションも獲得できません。

逆に内反していると全て外旋して大腿筋膜張筋が大腿骨頭をプルしている状態になりやすいため股関節の中心化もまた困難になります。STJのポジションはLPHCの安定性に影響してくる。

③Fascial Chain:同じ運動をしている人でも怪我をしやすい人としにくい人がいますが局所的な電化活動がおこやすく閾値を超えたときに怪我につながります。Fasciaで繋がっているというよりも様々な筋肉での電化活動が起こる中で効率良く動きやすいパターンとは人それぞれ異なります。

2/10のレベル1(東京)もまだ参加可能です。
https://www.pt-ot-st.net/index.php/seminar/detail?no=55633