迷走神経のリセット

日々ストレスを感じていると 姿勢が悪化したりメンタル的にも落ち着きはなくなったりまたは免疫の低下につながってきます。

EQの話もセミナーの中でお話ししますがストレス対処力というのはとても大事な事です。

無駄な期待をしてしまった事で思うような結果が出なかった時にストレスを感じたり、起きた現象に対してどうリアクションを取るのか、反応するのかで感じるストレスが全く異なります。

人間関係のストレスがある人に聞くと、人間関係のストレスが全くないという事はプライスレスといいますよね。あとは時間とお金のストレス。全てが満たされている人はストレスレベルもかなり引くはずです。

そのストレスをどうにか対処するためにリラックスしたり、マッサージを受けたりするのも迷走神経トーンをリセットする面ではとても有効な手段です。


また夏になると外の気温と室内や車内での温度差が大きくなるので体温調節の為にかかる自律神経の働きも負担がかかります。そして夏暑い中でキンキンに冷えたビールを飲んだり、アイスクリームを食べたりするととても身体に影響が出てきます。

そんなストレスを多い毎日に対処すべく脳神経(迷走神経は脳神経の1つ)を良い状態を維持する為に背骨にスペース(椎間孔)を与えて働きをよくする為に呼吸のエクササイズの前に1分ほどやってみると良いかもしれません。


サラマンダーテクニック


・四つん這いになり、①両目を左へ ②首を左へ倒す ③ 胸椎までスペースを作り右側のスペースを作り一分程維持させて、左右繰り返す。
※良い姿勢で行う。


参考図書accessing healing power of vagus nerve.

EBFA level 1-2 12月開催

12月15-16日でEBFAベアフットトレーニングスペシャリストの資格認定講座を開催しました。

九州、北海道からも参加者がみえ大変嬉しく思います。

 

唯一の地面に接する「足部の素早い安定性の獲得」を獲得する事で怪我予防だけでなくパフォーマンスの向上にも繋がってきますが今回盛り上がったのは、軟部組織がどのくらいポジションセンスに影響しているのか?という事。

関節の中心化を獲得をする事はとても大事ですが、ランダムにうまれながらの骨格の変性で教科書通りの中心化が当てはまらない人がいたという自信の経験をもとに中心化で得られる同じ機能を獲得が必要になります。

筋肉、靭帯、支帯、筋腱移行部、Fascia(膜)、関節包などがありますが身体の中の狭いスペースにぎゅうぎゅうに詰め込まれています。外から触診には限界がもちろんありますができる部分は徹底的に触診して隣接する組織と独立した動きができるようになる事で、やった分だけ感覚が出てきます。

 

それをバランスでチェックしたり、シンプルに可動域やモビリティの向上で味わったりしました。

会を重ねるごとに「分かりやすく表現できる」能力も上がっているのでそれがしっかり理解させられるといいな。

冒頭にいつも話しますが、診方は人それぞれ違います。同じ話をしても解釈の違いは千差万別ですが全て正しいです。人の解釈の違いはとても面白いです

「私はこう見える」「俺はこう考える」「そうゆう見たかもあったのか」全てが正しい中で自分はどれが1番理解出来るのか?それを生かしていける講習会になっていけたら凄く嬉しいですね

 

 

安定性について

EBFAレベル1のBTS(Barefoot Training Specialist)ではスタビリティ(安定性)ということにフォーカスを置いています。

スタビリティを獲得するためにはLocal Stabilizerを活性化させることで代償を抑えて関節を安定させますが3つの視点から見ています

①統合運動:Short Footで内在筋を活性されて中臀筋、大臀筋の収縮スピードが上がってきたと報告があり、それによって安定性を獲得していく。

②関節カップリング:BTSでフォーカスするのが後足部で距骨下関節(STJ)で外反が起こると脛骨内旋、大腿骨内旋、骨盤前傾しまずが過剰内反でその逆になる。こういったカップリングモーションにもフォーカスしていきます

STJが反位だと関節的に不安定な状態で臀部に力が入らない。関節のセントレーションも獲得できません。

逆に内反していると全て外旋して大腿筋膜張筋が大腿骨頭をプルしている状態になりやすいため股関節の中心化もまた困難になります。STJのポジションはLPHCの安定性に影響してくる。

③Fascial Chain:同じ運動をしている人でも怪我をしやすい人としにくい人がいますが局所的な電化活動がおこやすく閾値を超えたときに怪我につながります。Fasciaで繋がっているというよりも様々な筋肉での電化活動が起こる中で効率良く動きやすいパターンとは人それぞれ異なります。

2/10のレベル1(東京)もまだ参加可能です。
https://www.pt-ot-st.net/index.php/seminar/detail?no=55633

裸足 VS 足の指

「裸足と靴を履いている状態だと足の機能が違う」なんて聞くことがあると思いますが実際はどうなのでしょうか?

現在EBFA(Evidence Based Fitness Academy」のマスターインストイラクターとしてセミナーの講師もしていますが足部の細かい感覚について話、実践をしています。

 

足部前部の問題は後部の問題よりも重大と考えられている中で靴が足の指に与える影響はどんな感じでしょうか?

足部の前面はFascia(筋筋膜)が蜘蛛の巣のように入り組んでいる中で神経、静脈などの走行が制限されると他の神経などにも影響を与えて、神経腫(Neuroma)やその他のタイプの痛みにつながってきます。
そうなってしまうと治療するのがとても難しくなってきます。
また歩行時(プッシュオフ)には地面に着地したと比べて2倍のエネルギーを放出しながら歩くので足の指が十分に機能を発揮する必要があります

靴を履いている状態と履いていない状態のレントゲンを見るとわかりやすい

↑「裸足の状態」では右足が中心に集まっていてスペースが狭くなっているのがわかると思います

↑ 左足はビジネスシューズを履いたときのレントゲン。右足は5本指のビブラムシューズを履いている時。

左足は狭くなり指の間隔が狭くなっているのがわかると思います。右足は逆に足部の間隔に広がりが出てきています。

 

↑爪先立ちをした状態です。しっかり5本の指で地面を蹴っているのが確認できます。

ビブラムシューズをお勧めするわけではありませんが靴が足の指に与える影響がわかると思います。

 

普段履いている靴を毎日履く事で足部の間違った位置が固定され習慣化されてしまう事が考えられますので足部を広がりを持たせるトレーニングも効果を発揮してくるでしょうね。

 

まだ参加可能です。

東京開催2月10日・11日

EBFA資格認定セミナー https://www.pt-ot-st.net/index.php/seminar/detail?no=55633

 

#80 足底と手のレセプターの違い

足部のmechanoreceptorで振動刺激を認識してpostural reflexを助けたりや動作中の振動の中心を感知することはワークションプでも紹介しています

手と足部の感覚の違いにはどんな違いがあるのでしょうか?

決定的な違いはmechanoreceptorの数が挙げられます。手13000もの数が存在するは手で細かい動作をしてmanipulateしなければらないために手は足の裏(104)よりも圧倒的に多くの受容器が存在しています。

また足部には振動刺激を感知できるように順応がすごく早く行われます。

また手は全体的に分布しているのに、足は外側部に多く分布しています。(画像参照)

足底の内側のアーチ付近は少なくなっています。地面につかないので必要がないのかもしれません。

アーチを保つためにインソールを入れることはありますが、内側アーチの需要器を刺激するためにインソールを入れることはないでしょう。

 

ベアフット資格認定講習を受講したい方はこちら↓
https://www.facebook.com/events/300160840495599/

再受講や資格認定を希望しない方もご相談ください。(info@moveandtrain.com)

 Kennedy (2002). Distribution and behaviour of glabrous cutaneous receptors in the human foot sole. Journal of Physiology,538,p995-1002

#79 土台となる足部とEBFAについて

あなたの足の親指は適切な位置にありますか?
外反拇趾の方も多いかと思いますが足の親指を外に向ける筋肉は体全体のアライメントを考えた時にとても大事な筋肉で拇趾外転筋(ぼしがいてんきん)と呼ばれています。
研究によるとこの筋肉の活動が活性化されると臀部の奥の外旋筋群を共同運動パターンが向上することが分かっています。骨盤底筋からコアの安定性を向上して足の指の活性化が体全体に及ぼす影響が起こってきます。

この筋肉を向上させるためにはショートフットエクササイズが有効です。

扁平足の方はアーチが低下してしまいます。アーチが低下してしまうと脛(すね)や大腿部の骨は内旋することで体全体のアライメントを崩してしまいます。
足の筋肉も小さいですが結果的に身体に及ぼす影響は大きくなってくるのがわかります

その修正のエクササイズや評価方法を適切に行うことはとても大事な要素になります。

 

動画 ショートフットエクササイズ(英語)

EBFA-ベアフットレベル1

足部に関する資格を取得するセミナーで自分もコンセプトが好きです。(11月25日東京開催)

EBFA ベアフットトレーニングスペシャリストレベル1

EBFA:ベアフットセミナーとは??
http://ameblo.jp/mtc6000/entry-12124863937.html

東京・赤坂でスポーツトリートメントしています。
怪我や身体が思うように動かせない方はご相談ください
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