#33 パーソナルとチームスポーツのトレーナーの違い

おはようございます。

 

今の帯同しているラグビーチームは30名弱の選手を一人で見ています。

個人のお客様は当然パーソナルでも見ていますが痛みがあった時でも両者で対応が違ったりします。

 

チームスポーツでは一人にかけられる時間が圧倒的に短いので、「効率よく、効果的に」行うことが一番大事になってきます。

一方パーソナルでトリートメント(治療)・トレーニングであればその人にあったものに対応・提供することができます。

 

最近すごく思うので、「適切な治療、方法、テクニック、トレーニング」は働く環境においても変化する事。

 

チームスポーツではみんなが同じ事を出来るようにするためには「シンプル」にやっていく必要があります。

 

チームの一人にトレーニングを教えたとして、その人が別の人に教えて伝言ゲームみたいになると必ず最後に伝えられた人は「情報が劣化します」

 

そのためチームで働くトレーナーは全員に同じように行わせるにはどうしたらよいか?というところに頭を抱えます。

 

東京では毎週海外からの資格認定セミナーを含めて、数多くのセミナーや講習会があります。

今はウェビナーという形でオンラインで学ぶ事もできます。

 

「何のために、どう活かすために勉強するのか?」目的意識を持って毎日勉強しないと、知ったはよいけど使えない・・という悪循環になってしまうので、アウトプットするためのインプットという意識を持っていかないと無駄になってしまいます

 

#32 メインと補助の動き

人が体を動かす時には当然関節が動く事で動作が可能になります。

 

例えば、歩く時には左足大腿を後ろへ伸展する事、そして右足を前方へ押し出す事(屈曲)で歩く事ができます。ところが脚を伸展するだけでは十分に脚を開く事が出来ないので左の骨盤を開く事で捻れば生じるためにもう少し一歩の距離を取る事ができます。

 

foot
この場合脚を伸展させる事がメインの股関節の動きになる一方で左の骨盤を開く事がアクセサリー(補助的な動き)になってきます。

 

頭の中で
1「脚を伸展させる」
2 「骨盤を開く」
という回路が出来上がりスムーズな歩行動作につながってきます。

 

 

しかしこれが逆転してしまうと

 

1「骨盤を開く」
2「脚を伸展させる」
という順番になってしまうことがあります。

 

こうなってしまうと骨盤を開くための筋肉が優先的で過剰に使われてしまうために(例えば)腰痛に繋がってくるのかもしれません。

 

当然「歩行の動作」の誤った脳の指令をリセットして、適切な順番に変えてあげることで修正に導きます。

 

こういった痛みの原因を評価して、痛みの原因に対してアプローチするのもアスレティックトレーナーの重要な役割です

#31 主導的な動きと補助的な動き

人が体を動かす時には当然関節が動く事で動作が可能になります。
例えば、歩く時には左足大腿を後ろへ伸展する事、そして右足を前方へ押し出す事(屈曲)で歩く事ができます。ところが脚を伸展するだけでは十分に脚を開く事が出来ないので左の骨盤を開く事で捻れば生じるためにもう少し一歩の距離を取る事ができます。
foot
この場合脚を伸展させる事がメインの股関節の動きになる一方で左の骨盤を開く事がアクセサリー(補助的な動き)になってきます。
頭の中で
1「脚を伸展させる」
2 「骨盤を開く」
という回路が出来上がりスムーズな歩行動作につながってきます。
しかしこれが逆転してしまうと
1「骨盤を開く」
2「脚を伸展させる」
という順番になってしまうことがあります。
こうなってしまうと骨盤を開くための筋肉が優先的で過剰に使われてしまうために(例えば)腰痛に繋がってくるのかもしれません。
当然「歩行の動作」の誤った脳の指令をリセットして、適切な順番に変えてあげることで修正に導きます。
こういった痛みの原因を評価して、痛みの原因に対してアプローチするのもアスレティックトレーナーの重要な役割です