#15 NKTセミナー Neuro-Kinetic Therapyとは

2日間でのNKT(NeuroKinetic Therapy)セミナーに参加しました。

前々からテクニックは使っていたので復習という感覚でしたが何どやっても気づきがあります。

筋力の発火しているのかを見ていますが「動き」というのは統合動作で決まった筋肉1つを動かしているものではなく、1つの塊として動きます。

要は筋肉は発火の順番や使う筋肉の違いによりますが代償運動として狂った使い方を脳が覚えていたりする事で動きそのものが効率性脳が悪いものになってきたりきます。
そのチェック(評価)方法がこのNKTです。

具体的には今見ているラグビー選手で左のハムストリングの強い張りを訴えて、走っていたら「プチッ」とキレそう!という選手でしたが、今までは筋肉のトーンを下げたり、温熱やストレッチを繰り返しトリートメントとして行っていましたが根底には「何故そこが張るのか?」という問題が存在します。

検査していくと、右のアキレス腱の強い代償にはよりハムストリングスが不安定になっており、トリートメントとしてはアキレス腱やcalfを行う事で一気にハムの緊張が取れてきて、翌日「信じられない」といわれ試合には送り出す事が出来ました

全てがこのNKTの検査方法で確認できるとは限りませんが今までのトリートメントのレベルが格段に上がっています。

知っているのとできることは違うことですからたくさん症例を集めていく必要がありますね。

この動画は臀部の筋肉がうまく使えるのかをチェックしていますが、はじめはうまく使えていません。首の筋肉を触ることにより臀部の筋肉の筋力が向上します。

結果として、首のトリートメントを行うことで臀部がうまく使えるようになり、例えば腰痛の問題に対して効果が見込めたりしてきます。

#9 【歯の噛み合わせとアスレティック・パフォーマンスの関係】

【歯の噛み合わせとアスレティック・パフォーマンスの関係】
                              
解剖学的な正中線でみても頭部と身体は異なるので何かしらのサポート(特に筋肉)によって重力をコントロールしなければなりません
                                                           
その位置を変化させるものは理解されているもの、されていないものたくさんありますが全てが求心性(afferent)の刺激によって行われます。(求心性とは身体の末端から脊髄、または脳へ向かう情報)
                                                             

入れ歯を装着している人は、頭と頸部の位置に関係のある舌骨のポジションに変化を与えることが分かっています。
                                                              
またMauerらによると噛み合わせがランニングパターンに影響を与えること,そして頭の位置の変化についても強い影響があるということを報告が報告されています。
                                                           

歯の咬み合せが身体に与える影響の考えられている理由には身体のバランスを制御する筋神経系の代償運動が挙げられますが日本のスポーツ選手も歯の咬み合わせへの影響がアスレティックパフォーマンスに与える影響について考慮して治療をする選手も増えているようですね。李忠成選手のブログ→(http://ameblo.jp/lee-tadanari/entry-12170333193.html)

ホットトピックになりそうな双方の関係です。

                                                         
Christian Maurer,#1,4 Felix Stief,2 Alexander Jonas,3 Andrej Kovac,1 David Alexander Groneberg,4 Andrea Meurer,2 and Daniela Ohlendor”Influence of the Lower Jaw Position on the Running Pattern” 2015 Aug 13. doi: 10.1371/journal.pone.0135712

Haralur, Gadhaan, Qahtani, Mossa,Shehri,and Addas
“Influence of Functional Head Postures on the Dynamic Functional Occlusal Parameters”Ann Med Health Sci Res. 2014 Jul-Aug; 4(4): 562–566.

歯科医とカイロプラクターによるコラボセミナーは8/27-28に東京で開催いたします
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【どちらか1日の参加も可能です】

機能疾患として頸部の問題、体のアライメントは噛み合わせを含めた歯科疾患も大きく関わる要素です。

噛み合わせ、歯科の問題から体全体の統合性を歯科医の立場から見られている「日本橋桜通り歯科クリニック」の松浦敦先生をお呼びして土曜の午前に松浦歯科医にお話しいただき、午後に噛合の問題から徒手療法家ができるアプローチ法などを行います。

アプローチはFasciaの研究生でもある河合智則DCが神経機能性、組織制限性の両面からのアプローチをご紹介いたします。

1日目 「噛み合わせと体のアライメント・組織的神経機能制限へのアプローチ法」
2日目 「眼球運動の変化からの機能性アライメント構築の問題と改善方」

【講師】
松浦敦氏  (歯科医 日本橋桜通り歯科クリニック院長, 統合医療予防協会顧問)

河合智則氏
(アメリカ合衆国ドクターオブカイロプラクティック,スポーツ科学/リハビリテーション修士,カリフォルニア州認定ドクターオブカイロプラクティック,国際スポーツカイロプラクティック医師,米国スポーツカイロプラクティック医師)
    
【どちらか1日の参加も可能です】

【価格】 1日目18000円 2日目16000円

【申し込み】 
https://docs.google.com/forms/d/1BAZSP-imwXt2k68dDfoTEbF5uThV1TzP_LEPi2dHLQg/edit

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分かりやすい栄養学セミナーシリーズ
6月28日(火)「脂質について」

https://www.pt-ot-st.net/index.php/seminar/detail?no=44980

#8 歯の噛み合わせは体に影響するのか?

肩や膝などの関節に比べて歯の噛み合わせについては勉強
されている方は多くはないのかもしれません

                                                           
しかしながら噛み合わせは頭蓋骨や頚椎に大きく関係があり、
不良があれば頭蓋骨、頚椎に歪みが出てきます。

                                               
    
顔は歪み、首にも傾きが出きてくることはわかっています。

                                                            
そのために頸部の筋が過緊張を起こし、身体全体の歪みにつながり様々な部位に不具合が起きています。
                                             

                
呼吸器の関与する胸郭の歪み、横隔膜の緊張、姿勢からの影響を受けやすい骨盤の歪み、足裏の状態、
他にも深層、浅層の筋膜、筋組織、結合組織の癒着、瘢痕、緊張、様々身体の歪みにかかわる重要点は多くあり、どれが重要で、どれは重要ではないというものではありません。

                                                                                          
歯科医の松浦敦先生とのコラボセミナーでは噛み合わせの観点に注目して、軟部組織の対処法などもお伝えする内容です。
                   

     
【申し込みはこちら】
https://docs.google.com/forms/d/1BAZSP-imwXt2k68dDfoTEbF5uThV1TzP_LEPi2dHLQg/edit

#6「水分補給」の環境

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この季節になると、水分補給についての話をする事もあり暑い夏を迎えるにあたり特に学生や少年スポーツの選手には十分に理解してほしい内容ではあります。

 

「どんな水分が良いのか」

「いつ飲むのか」とか一般的なことでないのですが個人的に面白った事・・・

 

 

その前に

「日本人ってセミナーや授業の後になると個別に質問してくる事って多くない?!」

 

これはアメリカにいた2001-2007の時も言われた事がありますが、講義内で「質問はありませんか?」というと質問しないのに関わらず、講義が終わったら質問にくるのはだいたい「日本人」と言われたとこがあります。

 

 

それが良いとか、悪いとかでなくそれが国民性ってもの。

 

 

練習中の水分補給もそうですが、練習中に常に水分は取れる環境を整えているつもりでしたし、選手にも昔の高校球児ではないですから水分摂取に制限はしていません。(もちろん飲み過ぎは注意ですが)

 

30度も超えていない気温でそこまで暑くなかったので水のボトルを用意していても飲む選手は少なかったんですが、選手が動いている5メートル以内に水を置くのと1メートル以内に置くのでは水分をとる選手の割合が違います。

 

「たった5メートル歩いて飲みに行かないけれど、手を伸ばせば飲むよ」といった感じ

 

また怪我についても、全員の選手の前で「怪我がある人いる?」といっても返事はないのに関わらず、個別に聞くと「あそこが痛い、ここが悪い」といってくる選手は多いです。

 

個別に聞いたり、水を一人ひとり手渡しで渡してあげる。そうゆうのもアスレティックトレーナーができる配慮なのかな。

 

 

これから暑くなるので上下関係のある部活動は水分補給に遠慮をして熱中症にもなりやすい環境かもしれません。

 

「怪我はないか?」「水分は大丈夫か?」

聞いてあげるもの大切なことかもしれません。

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分かりやすい栄養学〜脂質について〜

カロリー計算の栄養学ではなく、管理栄養士が教える予防医学から見た栄養セミナー。

栄養学は初めての方、少し勉強したけどもっと深く理解したい方へ。

途中回からでもどなたでも参加いただけます。

内容:脂質について

・代謝、吸収、消化の過程

・コレステロールの話

・前回までの復習(食べることの意味、消化器官、異化、同化)

・質疑応答

《日時》2016年6月28日19:00-21:30

《場所》北とぴあ(王子駅より徒歩)

《価格》6000円(早割6月8日までの振込みで5000円)

《申し込み》https://ssl.form-mailer.jp/fms/45ec741a402742

《お問い合わせ》info@moveandtrain.com