自分が思う自分の仕事

僕らの仕事って、思った以上に責任のある事をやっているのかもしれません。色んなクライアントがいますが

例えば、
「加齢も伴い歩行が困難になって来て老後も楽しみにしていたゴルフや旅行をしたいのに制限が出て来てしまって思う存分楽しめない」


「サッカーでスタメンになれるのか、なれないのかの立場で足首が痛くなってしまって立場が危うくなってきた」


「肩が上がらないらなくて服を着るのにも不自由を感じる」


凄く様々で色んな人生がある。
なかなか悩んでいるのにそれが治ったらどうだろうか?
ひょっとしたら諦めかけていたかもしれない。


老後の楽しい毎日も、レギュラーも。そしたら5年後、10年後の会話が変わってくるはずじゃないかな。でも1回で治ったらひょっとしたら僕の事は覚えてないかもしれないですけどね、もしかしたら一生抱える身体の問題かもしれないのが目の前にあったらどうにかしてあげたいですよね。


だから勉強したり、経験積んで、良いものがあればオススメしたいし。
そう考えると毎回みている自分のお客さんの人生を預かっている仕事です
狙った通りの結果が出たら凄く嬉しいけど毎日学んだり、技術だったり数値化出来るもんじゃないから完全に自己満足です。自分だけの密かな楽しみだけどそうゆう事を仕事として選べているのは紛れもない時日ですね。

One for allと治療

先日電車の中で小さなスマホで絵を描いている女性がいました。多分漫画家だと思うのですが小さな画面でどうやって書いているのか興味あってチラチラ見てしまいました。


顔を書くときに細かい部分を画面で拡大して一回ペンを入れたら、全体を見て、また画面を拡大してまた一本小さな線を入れて、気に入らなければ一回戻ってやり直す。その繰り返しでした。小さい画面でキレイな絵を描けるもんだなーと関心してしまいました。

漫画家も一筆入れたら
全体を見て確認します。


自分のやっている事も同じでケアケアした場所がスムーズに動くのか、身体を全体として見たときに正しい動きの連鎖に繋がっているのかというのも見ています。


思うような狙った効果がいっていない場合は①やっている事が違う ②量が足りないのかという話になってくるので必ずトライした事が思うような効果が出ているのかを身体全体を見て確認しています。


先日もリスフラン関節の痛みがある選手に対して行った処置でいったんはアライメンメント的に負荷が一気に減少して加重時の痛みは消えましたが、翌日また神経的に安定出来きれず戻ってしまう状況がありました。
部分的に見たらリスフラン関節の痛みですが、全体の構造で考えたら患部にかかり過ぎる負荷が問題なので、やっている事は漫画家と同じだなーと妙に納得してしまいました


EBFA level 1-2 12月開催

12月15-16日でEBFAベアフットトレーニングスペシャリストの資格認定講座を開催しました。

九州、北海道からも参加者がみえ大変嬉しく思います。

 

唯一の地面に接する「足部の素早い安定性の獲得」を獲得する事で怪我予防だけでなくパフォーマンスの向上にも繋がってきますが今回盛り上がったのは、軟部組織がどのくらいポジションセンスに影響しているのか?という事。

関節の中心化を獲得をする事はとても大事ですが、ランダムにうまれながらの骨格の変性で教科書通りの中心化が当てはまらない人がいたという自信の経験をもとに中心化で得られる同じ機能を獲得が必要になります。

筋肉、靭帯、支帯、筋腱移行部、Fascia(膜)、関節包などがありますが身体の中の狭いスペースにぎゅうぎゅうに詰め込まれています。外から触診には限界がもちろんありますができる部分は徹底的に触診して隣接する組織と独立した動きができるようになる事で、やった分だけ感覚が出てきます。

 

それをバランスでチェックしたり、シンプルに可動域やモビリティの向上で味わったりしました。

会を重ねるごとに「分かりやすく表現できる」能力も上がっているのでそれがしっかり理解させられるといいな。

冒頭にいつも話しますが、診方は人それぞれ違います。同じ話をしても解釈の違いは千差万別ですが全て正しいです。人の解釈の違いはとても面白いです

「私はこう見える」「俺はこう考える」「そうゆう見たかもあったのか」全てが正しい中で自分はどれが1番理解出来るのか?それを生かしていける講習会になっていけたら凄く嬉しいですね

 

 

New Officeになりました

11 月から新しいオフィスになりました。

かなりバタバタの作業になっていつも間にか更新も先延ばしになっていましたね

www.m3sports-Therapy.tokyo

ホームページは英語で表示されているのは日本に住む外国の方向けのお店で本格的なトリートメントと説明が英語で受けられる

というコンセプトなので英語に表記になっていますがもちろん日本語でも大丈夫です。

アスレティックトレーナーである私が自分らしくできると考えたらエクササイズを教える施設というよりもトリートメントで特に軟部組織に特化した場所で簡単な自宅でのケアを指導しています。

 

その他高校サッカー部の帯同や専門学校での指導もありますので完全予約制としていますが徐々にお店での活動を増やしていく予定です。

お店での活動以外はこちらのブログを使って更新して行く予定です。

ランナーが怪我予防の際に気をつけてほしい3つの事

マラソンやトライアスロンをやっている方のトリートメントをしていると気付く事があります。
特定のスポーツに限られた事ではありませんが同じような動きの繰り返しを行う事で筋肉は同じパターンの繰り返しで同じ筋肉の同じ部位を繰り返し使うため「パターン」として記憶されます。
ランニングであれば動きに中で常に体重をどこかで支えています。走行時、一瞬ごとに使われている筋繊維は異なります。全身で全く同じパターンの筋発火は起こらないと言われていますが同じ動きを繰り返えせば同じようなパターンのは構築されていきます。
1 「トレーニングの常識を疑う」
例えばスクワットをして「膝を前に出してはいけない」と指導された事がある人も多いはず。
これは膝を痛めるからという理由でフィットネスクラブが統一した指導をする時に生まれた言葉と聞いたことがあります。しかしアスリートがジャンプをするときには膝がつま先より前にある事はほとんどです。つまり人によってアドバイスは変わるためあなたにとって適切なアドバイスとは限りません。
違ったスクワットのパターンを練習してコントロールさえできていれば全く問題ありません。目的にあったトレーニングが選択されるべきですね。
2 「色々な瞬間、瞬間ごとのトレーニング」
着地した時は安定していても、離地(足が離れる時)に体重がうまくコントロール出来ていないかもしれません。つまりポジションごとに違う活動が行われています。
一連の動きの中で足や腕がどの位置、どの角度、どのスピードでおいても身体をコントロール出来る事が理想なためトレーニングをしてチェックすべきポイントは本来たくさんあります。
ここは近くの専門家に診てもらうと良いかもしれませんね
以前にふくらはぎに違和感をい訴える人がいましたが、どこかの一瞬のうちにコントロールを失い患部に負担がかかって痛みに繋がる方がいました。
体重を中臀筋がメインで支えられるように気をつけていたのに関わらず、ある一瞬のポイントだけコントロールが出来ず、繰り返しの動きをする事によりストレスを受け続けていました
痛みになれば普段のトレーニングを変える事で改善されていきますが特に痛みになっていない人はそのままのパターンを繰り返し続けます
3 「専門家にも得意分野がある」
怪我をした時に〇〇が原因かもしれないと言われる事があります。人がみると得意な見方と不得意な見方があります。その指摘された原因が解決されたら痛みが改善するかもしれません。
でも他のアプローチでも改善するかもしれません。そこで混乱してしまう事がよくありますがトレーナーやコーチも指導する度に発見があります。一回で全てを見極める事はなかなか難しい事です。しっかりコミュニケーションをとって自分の思うことを聞いて納得した上で前に進んで欲しいですね。
本当はもっと楽に走れるかもしれない。本当はもっとパフォーマンスが上がるかもしれない。
自分の身体や可能性についてもっと追求したら新しい発見がたくさんあるでしょう。

足の怪我〜短腓骨筋〜

運動不足を解消しようと昔みたいにランニングを始めようと思って走り出したら足に痛みが・・・。

なかなか若い時のようにはいかないよなって思う人は多いかもしれません。

そんな中起きやすい怪我と対処方法をご紹介しています。

今回は「短腓骨筋の痛み(外くるぶしの少し上、後ろ)」について

 

腓骨筋とは?

この部分が着地から足が離れる瞬間にかけて痛み走る事があります。これは様々な原因が考えられますが、たくさんある足首の筋肉がうまく動いていなくてこの短腓骨筋にストレスがかかっていることは間違いありません

 

どうしたら良いの?

私が思うに考え方は2つあって「患部の状態をよくする方法」と「患部にストレスがかかる状態を変えてあげること」

2つ同時にやってあげたら改善が見えてくるでしょう。

「患部の状態をよくする方法」

炎症反応がないことを確認できたら動いていない患部を動かしてあげる事が大事です。ここは痛いところをマッサージする。

「患部にかかるストレスを軽減させてあげる方法」

これにはふくらはぎの筋肉や大腿部の緊張状態を軽減させてあげる事で患部に負担を幾分減らす事ができます

ストレッチポール(ローラー)などで痛いところを見つけて、痛みが減少するまで保持してください。(30秒から3分程度)その後角度や別のポイントを探して同じように一定時間保持してあげます。

ローラーがない場合はテニスボールや野球ボールでも構いません。

 

上記の2つは簡単にできる改善方法だと思います。これで少しでも軽減できなければお近くの専門家へ相談もしくはこちらへお問い合わせください。https://moveandtrain.com/contact

*少しずつ内容を加筆していく予定です。自分でもランニング時に痛くなった事がありますが地味に気になりますね。

人の進化から見る歩行動作

4足歩行から2足歩行へ生物が進化する過程で最も大事な要素の一つは「飢餓」との戦いと言われています。

昔4足歩行が2足歩行に変化していった理由は効率良く移動して獲物を確保するため、そして手先の細かい動きが必要になり(マニピュレーション)ができるようになることで食べ物を確保してきました。

またたくさんの距離を移動しなければならないために移動するためにも効率の良い進化を続けてきました。

昔はマラソン以上の距離を獲物を追い続けて獲物が疲れ切ったところを襲い確保してきたようですが怪我をせずに動き続けられたそうです。(下記動画参照)

 

そして効率良く歩行をするために変化があったのは親指(1st Ray)です。

 

拇指が外転位から内転していき、ウィンドラスメカニズムで周筋膜(Perimysium)の弾性収縮能力を利用して歩行に効率化を作っていったのでは?と言われています。

 

そして2足歩行をコントロールしなければならず、脳への刺激とエネルギーが必要になります(酸素とグルコース)

たくさんの刺激が必要な中で重力もまたとても大事な刺激になり、2足歩行になるについて背骨のコントロールも課題になりました。

筋肉系の慢性的な傷害は重力のコントロールが上手にできないことが大きな問題としてあげられますので

動き(Movement)をコントロール下に置きやすいような状態を作ってあげるのがトレーニングや治療の目的の一つになりますがその様な動きを1日のうちにどのくらいしているかというとあまり多くありません。

・TVの時間:5 時間
・4-5キロのオーバーウェイト
 ・8000歩/日

動かないと筋肉は使われないし、使わない筋肉はどんどん減っていきますよね。

日常生活のなかでも偏った動きをし続けていると気がついた時には痛みや怪我の引き金になっています

 

人体600万年史(ダニエル.E.リーバーマン著)の中で「産業化革命の中で私たちが生きてく上で消費せざるを得ないエネルギーを着々と減らしてきた」とありますがそれがエスカレーター、食器洗い機、掃除機、洗濯機などが含まれます。数世代の中で生活習慣にも大きな変化を及ぼしているため、食べる量を大幅に減らすのか、もっと激しく運動するかで相殺しないと益々肥満は増えていきます。

 

人生100年時代で車の様に変えが効かない授かった身体をメンテナンスしていくのがこれからの生き方になってくるのではないでしょうか?

 

 

*早稲田/赤坂でスポーツセラピーを行っています。

✔︎ これから悪くなる前に定期的にケアを受けておきたい。

✔︎ 少し腰が・・、膝が・・、◯◯が気になりだしたという方

✔︎ 普通のマッサージや治療院では満足できなかったとい方

https://www.takahashimasayuki.com/service/

お問い合わせください

info@moveandtrain.com /高橋

 

 

*トレーナー向けに足が全身運動に大きな要素を占めているというアメリカの協会のマスターインストラクターとして資格認定講座を開催しています。

セミナー情報はこちら https://www.facebook.com/events/1042395135925354/

申し込みはこちらです https://ssl.form-mailer.jp/fms/1e580089395946

「なぜ歯を磨くの?」というセミナーに参加してきました

自分の歯医者での治療も含めて最近は歯や内臓にも興味があるのでセミナーに参加してきました。
「なぜ歯を磨くの?」
口から肛門までは1本の管で出来ています。
たまに「◯◯を食べると胃が荒れる」という人がいますが消化の始めは歯で砕くことで始めるので歯は消化器官になるために手入れる必要があります。
しかも唯一と言って良いほど自分で手入れを出来る器官で他の内臓・消化器官は手入れをすることはできません。
昔から歯は歯科医では50年保証と言われているらしいですが今では人生100年時代。
歯だけでなく身体の全てですが取り替える事ができませんので予防しなければ50年保証の歯は維持できなくなります。
特に知らなかったのですが奥歯はセロトニンなどを出すのに重要な役割をしているそうです。奥歯がないと鬱状態になっていき、認知症にも発展してくるそうです
口はゴールキーパー
前歯は肌さわりに敏感で奥歯で噛み砕き、舌で味覚を感知します。毒だとわかれば口から出す事ができますので口で安全な食べ物かどうかの役割をしています。
仮に飲み込んだとしても胃から出す事もできるし、肛門から下す事も可能なので身体は有害なものから守られています。
歯磨きの重要性
知らなかったのですが歯磨きをする事では虫歯は予防できないそうです。
歯磨きは歯周病の予防のために行うもので砂糖、口呼吸、タバコをやめるだけで虫歯の予防にはなるようです。
呼吸についてはもっと勉強していったら面白そうです。鼻は空気清浄機の様なものでフィルターを掃除すると意外に汚くてびっくりしますが鼻毛で大きなものをブロックしてハナクソとしてまとまって排除する事ができます。
口呼吸だとそれがダイレクトに身体に入ってくるのでやはり危険ですね。
歯並びについてももっと勉強する必要がありますが自分の場合も右の奥歯がかみ合っていないため右の頸部(首)の動きに制限があります。いくら首や肩をケアしても意味がないですね。
《今後のセミナー情報》

今後のセミナー日程について

《EBFAベアフットスペシャリスト資格講習》

Level 1
・5月26日(土) 9:30-17:30
・9月8日(土)9:30-17:30
・12月15日 (土) 9:30-17:30

Level 2
・5月27日(日) 9:30-17:30
・9月9日(日)9:30-17:30
・12月16日 (日) 9:30-17:30

終了時間は早まる可能性があります。

《申し込みはこちら》
https://ssl.form-mailer.jp/fms/1e580089395946
(再受講・資格認定不要の方はご相談ください)

EBFA(Evidence based fitness academy)公認Barefoot Training Specialistの資格セミナーになります。
EBFA公式サイトはこちら(英語)
http://evidencebasedfitnessacademy.com/

EBFAマスターインストラクター高橋昌之
http://evidencebasedfitnessacademy.com/faculty.html

EBFAはアメリカのPodiatrist(足病医)が開発したトレーニングシステムになります。

人間の身体は足から多くの情報を入手してます。
歩行、ジョギングやランニングはもちろん、スポーツをする際にも足は非常に重要な部分であることは周知の事実だと思います。

それだけに様々な情報が溢れているのが現状です。

Barefoot Specialistは今まで色々と言われていた足部に関わる情報を科学的根拠に基づき、体系的にシステム化された内容を学ぶことが出来るセミナーとなっております。

セミナー受講後に各自でオンラインのテストを受講して頂き、テストに合格した方には、EBFA公認のBarefoot Training Specialistの資格が発行されます。(資格証の発行には通常2-3ヶ月程度お時間を頂きます)

EBFAのコンセプトは、
・足部とコアの関連性
・カップリングモーション
・神経的、筋膜的関連性
などになりレベル2資格講習ではEBFAコンセプトの基で歩行に特化した講習になります

コーチ、トレーナーはもちろんですが、ボディーワークをやられている方やランニングコーチの方などにもぜひ受講していただきたい内容となっております!
日時:

Level 1
・5月26日(土) 9:30-17:30
・9月8日(土)9:30-17:30
・12月15日 (土) 9:30-17:30

Level 2
・5月27日(日) 9:30-17:30
・9月9日(日)9:30-17:30
・12月16日 (日) 9:30-17:30

料金:各回38,500円(税込)

【資料代、資格試験・資格発行代込み】
会場:ヒューマンアカデミー東京校(高田馬場駅徒歩3分)
講師:高橋昌之, M.S, ATC(米国公認アスレティックトレーナー、EBFA認定マスターインストラクター)

《申し込みはこちら》
https://ssl.form-mailer.jp/fms/1e580089395946
(再受講・資格認定不要の方はご相談ください。)

問い合わせ先:高橋(info@moveandtrain.com)

再受講・資格認定不要の方はご相談ください。

《EBFA資格講習会を主催されたい方》
東京・横浜が中心で開催を予定しております。東北、関西、九州で主催にご興味がありませんか?
ご連絡お待ちしております。

高橋 info@moveandtrain.com

安定性について

EBFAレベル1のBTS(Barefoot Training Specialist)ではスタビリティ(安定性)ということにフォーカスを置いています。

スタビリティを獲得するためにはLocal Stabilizerを活性化させることで代償を抑えて関節を安定させますが3つの視点から見ています

①統合運動:Short Footで内在筋を活性されて中臀筋、大臀筋の収縮スピードが上がってきたと報告があり、それによって安定性を獲得していく。

②関節カップリング:BTSでフォーカスするのが後足部で距骨下関節(STJ)で外反が起こると脛骨内旋、大腿骨内旋、骨盤前傾しまずが過剰内反でその逆になる。こういったカップリングモーションにもフォーカスしていきます

STJが反位だと関節的に不安定な状態で臀部に力が入らない。関節のセントレーションも獲得できません。

逆に内反していると全て外旋して大腿筋膜張筋が大腿骨頭をプルしている状態になりやすいため股関節の中心化もまた困難になります。STJのポジションはLPHCの安定性に影響してくる。

③Fascial Chain:同じ運動をしている人でも怪我をしやすい人としにくい人がいますが局所的な電化活動がおこやすく閾値を超えたときに怪我につながります。Fasciaで繋がっているというよりも様々な筋肉での電化活動が起こる中で効率良く動きやすいパターンとは人それぞれ異なります。

2/10のレベル1(東京)もまだ参加可能です。
https://www.pt-ot-st.net/index.php/seminar/detail?no=55633

裸足 VS 足の指

「裸足と靴を履いている状態だと足の機能が違う」なんて聞くことがあると思いますが実際はどうなのでしょうか?

現在EBFA(Evidence Based Fitness Academy」のマスターインストイラクターとしてセミナーの講師もしていますが足部の細かい感覚について話、実践をしています。

 

足部前部の問題は後部の問題よりも重大と考えられている中で靴が足の指に与える影響はどんな感じでしょうか?

足部の前面はFascia(筋筋膜)が蜘蛛の巣のように入り組んでいる中で神経、静脈などの走行が制限されると他の神経などにも影響を与えて、神経腫(Neuroma)やその他のタイプの痛みにつながってきます。
そうなってしまうと治療するのがとても難しくなってきます。
また歩行時(プッシュオフ)には地面に着地したと比べて2倍のエネルギーを放出しながら歩くので足の指が十分に機能を発揮する必要があります

靴を履いている状態と履いていない状態のレントゲンを見るとわかりやすい

↑「裸足の状態」では右足が中心に集まっていてスペースが狭くなっているのがわかると思います

↑ 左足はビジネスシューズを履いたときのレントゲン。右足は5本指のビブラムシューズを履いている時。

左足は狭くなり指の間隔が狭くなっているのがわかると思います。右足は逆に足部の間隔に広がりが出てきています。

 

↑爪先立ちをした状態です。しっかり5本の指で地面を蹴っているのが確認できます。

ビブラムシューズをお勧めするわけではありませんが靴が足の指に与える影響がわかると思います。

 

普段履いている靴を毎日履く事で足部の間違った位置が固定され習慣化されてしまう事が考えられますので足部を広がりを持たせるトレーニングも効果を発揮してくるでしょうね。

 

まだ参加可能です。

東京開催2月10日・11日

EBFA資格認定セミナー https://www.pt-ot-st.net/index.php/seminar/detail?no=55633