ふくらはぎの筋肉の強い張りを感じる事は運動をしている人は経験があるかもしれません。
大学生以上の選手になると不思議と少し言葉も覚えてくるので、「肉離れ」と表現する選手がチラホラいます。「切れてはいないと思う」といっつも突っ込みますが。
強い張りを感じてる対処に対して、アスレティックトレーナーとして緩める事ばかりしていました。だいたいサッカー選手なら全治1週間くらいが妥当だなと思っていました。完全な違和感がなくなるのが大体3日掛かっていたからその後のリハビリ(アスレティックリハビリテーション)の流れを考えるとどうしてもそのくらい掛かってしまうんです。どうしたらそのスパズム(張り)がすぐに取れるのか?って考えてそうゆう選手出た度に自分でも最高のケアを目指してトライ&エラーを繰り返しました。
そもそも、筋肉が耐えうるストレス(マクロ・マイクロ)によって限界を超えたら危険信号として筋肉を強制終了させるために「張る」事で身体を守っている防御反応だと思っているので回復が必要なのは絶対です。その回復を高めるためのベストな方法は何か?って話で。
足部をもう少し学びたいと思って、EBFA(Evidenced Based Fitness Academyを勉強し始めて、そこで知ったのが「足部の固有感覚受容器」の働き。
どうしたらそれを高める事が出来るのか?
感覚器の活性として振動刺激などの刺激を与える事で活性化されてきます。それだけではなく、伸張刺激とか様々な刺激があります。
例えば関節ポジション変位(特に距骨)により関節のコントロールが低下する状態でマイクロストレスを与え続けると関節のポジションを保てなくなりやがてヒラメ筋などの外在筋が強く張りを感じて来る場合は多々あります。
①内在筋の活性で安定性を獲得
②外在筋の活性化
基本概念は変わりません。その上で受容器の活性を促して、筋肉の軟部組織の状態などが加わり適切な動きを作っていく。それは変りません。
「筋肉の張り」「違和感」表現は多々ありますがひょっとしたら魔法みたいに何かをしたら一気に改善できるのかもしれませんがまだその魔法は見つかっていません。けれど、以前の自分から見たら明らかにその精度は上がっているので10年前の自分から見たら魔法のようなケアができているのかもしれませんが、「違和感」を感じてから解決をするまで10分を目指してたくさん数を見ていきたいですね。