足の怪我〜短腓骨筋〜

運動不足を解消しようと昔みたいにランニングを始めようと思って走り出したら足に痛みが・・・。

なかなか若い時のようにはいかないよなって思う人は多いかもしれません。

そんな中起きやすい怪我と対処方法をご紹介しています。

今回は「短腓骨筋の痛み(外くるぶしの少し上、後ろ)」について

 

腓骨筋とは?

この部分が着地から足が離れる瞬間にかけて痛み走る事があります。これは様々な原因が考えられますが、たくさんある足首の筋肉がうまく動いていなくてこの短腓骨筋にストレスがかかっていることは間違いありません

 

どうしたら良いの?

私が思うに考え方は2つあって「患部の状態をよくする方法」と「患部にストレスがかかる状態を変えてあげること」

2つ同時にやってあげたら改善が見えてくるでしょう。

「患部の状態をよくする方法」

炎症反応がないことを確認できたら動いていない患部を動かしてあげる事が大事です。ここは痛いところをマッサージする。

「患部にかかるストレスを軽減させてあげる方法」

これにはふくらはぎの筋肉や大腿部の緊張状態を軽減させてあげる事で患部に負担を幾分減らす事ができます

ストレッチポール(ローラー)などで痛いところを見つけて、痛みが減少するまで保持してください。(30秒から3分程度)その後角度や別のポイントを探して同じように一定時間保持してあげます。

ローラーがない場合はテニスボールや野球ボールでも構いません。

 

上記の2つは簡単にできる改善方法だと思います。これで少しでも軽減できなければお近くの専門家へ相談もしくはこちらへお問い合わせください。https://moveandtrain.com/contact

*少しずつ内容を加筆していく予定です。自分でもランニング時に痛くなった事がありますが地味に気になりますね。

#68 ふくらはぎのスパズム(筋緊張)について

サッカー選手やラグビー、バスケット選手もそうですが自分が携わった選手たちはスパズムを「肉離れ」と大袈裟に表現する事が多いです

それはともかく、機能的に物理的にも負荷がかかってマイクロ・ストレスがかかりすぎた時にスパズムになり、やがて「肉離れ」の症状になってきます。一度スパズムが起きるとストレッチをしても、セフル・マッサージをしても患部の「突っ張り感」は取れた気がしません。

自分自身もマッサージをしたり、ストレッチポールで緊張を落として緩める作業を行っていましたが劇的な効果はあまり見られないことが多いです

アスレティックトレーナーがいれば治療を受ける事ができて、早期復帰に繋がるのですがなかなか専門家でない限りは何がどうおかしいのかわかりませんよね。

ここで大前提に挙げられるのは、「何かしらの原因で最終的にふくらはぎに痛みが出ているということ」です。原因と結果は別物と考えると慢性の怪我の場合はうまく対処できることが多いです。

NKT(Neuro Kinetic Therapy)というトレーニングを受けてから多くの代償運動が見れるようになり、対処できるようになりましたが先日来られたバスケット選手の例です。

主訴としてふくらはぎの筋肉のスパズムがありました。

その1週間前には同側の内側のハムストリングスに突っ張り感が出てきてそのままプレーしていたら、やがてふくらはぎに(痛み)が来た。という感じでした。

様々な筋力検査をしていると大臀筋の筋肉の反応が股関節屈曲時になく、股関節内旋の筋反応も股関節伸展位では見られるものの、股関節屈曲位では反応が出てこないことがわかりました。つまり股関節の回旋筋群が怪我をしている側は機能不全になっていました。

それらの筋肉に反応が出てくるようにトレーニングをしていくと、スパズムによるストレッチ感は一気に消えてきました。
当然強い負荷がかかるとまた再発してくるのでリハビリの丁寧に行う必要がありますが、スパズムの起きている筋肉に対してマッサージをしたり、ストレッチをしていても効果は薄いことが多くありました。

適切は評価の元、適切は対応をすることで復帰のプロセスが驚くほど早く行きます。

Jリーグでも活躍したアスレティックトレーナーによるケア・トリートメントを受けたい方はお待ちしております

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#58 ひざ痛の原因 50歳男性

「膝が痛い」から見て欲しいという50代男性

「特に何をした訳でもなく、普段走っているけど最近目立って距離が増えた訳でもないからチェックして欲しい」
という話の内容でしたがその時点で自分の中ではある程度、こうゆう感じなんだろうなというのはあります。

 

膝の場所にもよりますが半月板、各種靭帯、筋肉、脂肪体など念のためチェックしますが多くの場合カラダのアライメントが良くないために起こるものが多くみられます

 

「なぜ膝に負担がかかるの?膝以外の部分で何かの影響で膝に負担がかかっているはずですよね。

 

それを丁寧に捜していきますが、基本的に安定すべき膝が不安定になりだした時に周囲の筋肉がビックリして緊張を起こしてしまう事が多くみまれます。

 

今日見られた方も健側の股関節のモビリティが悪くなっているがために逆側の膝に無駄に回旋が生まれた結果膝周囲の筋肉が過剰に使われていました。

 

当然上肢、下肢、体幹部を含めても回旋筋群に左右差があふために水平面上でのアライメントが狂っているためにアンバランスがあるのでエクササイズを含めて膝に無駄な回旋力が加わるのを抑制するプログラムを提案していきます

 

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#52 痛みの場所と原因

ランニングやマラソンをしている方も距離や走る頻度が多くなるにつれて怪我が増えてくるものです。そのために毎回のケアは適度におこなって欲しいものですが、今回は痛みの場所と原因は異なるかもしれませんよというお話。

一般的には膝、腰の慢性的な痛みが多いのでそこをトピックにします。

走っていて膝が痛くなるという事は一生懸命に練習している方なら経験する事もあるでしょう。その度に患部をさすったり、冷やしたりするかと思います。

例えるなら患部ばかりにするのは「雨漏りの穴をテープで留める」ようなもの

雨が落ちてくるのは一時的には止められますが根本の原因が他にきっとあるはずでそこを止めれば雨漏りは止まります。

我々がチェック(評価)しているのは痛みの患部ももちろんそうですが、体全体として見たときに、「何が原因で膝に痛みが出るのだろう?」という事。

膝の痛みで整形外科に行っても患部は見てくれますが、果たして股関節から、足首から与える影響まで診てもらえるでしょうか?

保険治療の範囲や時間的な制約を考えるとそこまでは難しいかもしれませんよね。

痛みが出たときはどうしたらいいの?

患部を診る事が悪い事ではなくて、患部だけを診る事は違いますよという話なので患部のチェックは専門の方に相談するのが適切でしょう。

一先ず安静にするのも正解ですし、急な痛みであれば冷やして様子を診るのも良いと思います。膝以外の股関節やふくらはぎのストレッチをして患部の負担が減らす事もできるかもしれません。

痛みがない状態で運動を継続する事ができれば最高ですが痛みとうまく付き合う方法を探すのも必要な事かもしれません。

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早稲田・赤坂で活動しています。アスレティックトレーナー高橋昌之, M.S , ATC, CES, 他

#36 好きなことは上達の秘訣

「好きこそ物の上手なれ」
という言葉がありますが、好きなことは一度知ったら忘れない、上達もすごく早いですよね。
例えば好きな人との会話の内容は忘れません。
好きなテレビゲームは数日寝ないでプレーしていてもすごく楽しいし、飽きることがありません。
好きなことをしている延長で勉強したり、仕事をしている人は成果がももすごく高いです。
反対に好きではないこと毎日やっている人は効率も質も非常に低いものになります。
やる気と栄養の関係
嬉しい時、ワクワクする時分泌されるホルモンで「ドーパミン」というホルモンは有名ですが、アミノ酸(タンパク質)からできます。
栄養不足でタンパク質の摂取ができていない人ほど分泌しなくてはならない時に作ることができないので
「興味が持てない」「怒れない」人は非常に多いです。
だからキレるとかそうゆう人が多いのかな。
たくさん良質な栄養を摂って、興味を見つけて、好きな部分を見つける。ものの上達には一番大事な要素かとおもいます