#58 ひざ痛の原因 50歳男性

「膝が痛い」から見て欲しいという50代男性

「特に何をした訳でもなく、普段走っているけど最近目立って距離が増えた訳でもないからチェックして欲しい」
という話の内容でしたがその時点で自分の中ではある程度、こうゆう感じなんだろうなというのはあります。

 

膝の場所にもよりますが半月板、各種靭帯、筋肉、脂肪体など念のためチェックしますが多くの場合カラダのアライメントが良くないために起こるものが多くみられます

 

「なぜ膝に負担がかかるの?膝以外の部分で何かの影響で膝に負担がかかっているはずですよね。

 

それを丁寧に捜していきますが、基本的に安定すべき膝が不安定になりだした時に周囲の筋肉がビックリして緊張を起こしてしまう事が多くみまれます。

 

今日見られた方も健側の股関節のモビリティが悪くなっているがために逆側の膝に無駄に回旋が生まれた結果膝周囲の筋肉が過剰に使われていました。

 

当然上肢、下肢、体幹部を含めても回旋筋群に左右差があふために水平面上でのアライメントが狂っているためにアンバランスがあるのでエクササイズを含めて膝に無駄な回旋力が加わるのを抑制するプログラムを提案していきます

 

KMAP Chiropractic & Sports Therapy

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#8 歯の噛み合わせは体に影響するのか?

肩や膝などの関節に比べて歯の噛み合わせについては勉強
されている方は多くはないのかもしれません

                                                           
しかしながら噛み合わせは頭蓋骨や頚椎に大きく関係があり、
不良があれば頭蓋骨、頚椎に歪みが出てきます。

                                               
    
顔は歪み、首にも傾きが出きてくることはわかっています。

                                                            
そのために頸部の筋が過緊張を起こし、身体全体の歪みにつながり様々な部位に不具合が起きています。
                                             

                
呼吸器の関与する胸郭の歪み、横隔膜の緊張、姿勢からの影響を受けやすい骨盤の歪み、足裏の状態、
他にも深層、浅層の筋膜、筋組織、結合組織の癒着、瘢痕、緊張、様々身体の歪みにかかわる重要点は多くあり、どれが重要で、どれは重要ではないというものではありません。

                                                                                          
歯科医の松浦敦先生とのコラボセミナーでは噛み合わせの観点に注目して、軟部組織の対処法などもお伝えする内容です。
                   

     
【申し込みはこちら】
https://docs.google.com/forms/d/1BAZSP-imwXt2k68dDfoTEbF5uThV1TzP_LEPi2dHLQg/edit

#4 FMSは有益か?

Functional Movement Screen(FSM)は有効なんでしょうか。

 

実際にシーズンが終わる時、始まる時に慢性の怪我予防のために使うのはよいことなのかもしれません。というか、わかりやすいですよね。

 

FMSとは7つの簡単な動きのテストをして、一つのテストにつき3点で動きの評価します。(最高21点)

 

優れた選手だから、筋肉が多いから点数が高いとか低いとかではなくその人が持っている動きのパターンの評価です。

 

14点以下は怪我の可能性が大きいので競技をする前にコレクティブ(動きを修正する)エクササイズ・プログラムをして身体に負担のないようにしようという感じで使われたりしています。

 

Mokhaら(2016)は「14点のスコアの選手が怪我をしやすいかということは確認されなかったが、テストが1点ついたり、左右差があるテストというのは2.73倍も怪我の可能性がある」としています。

テスト自体確かに大雑破なものもありますが、分かりやすいですよね。選手が多いチームが統一したものを評価にするには使えるツールですよね

けどどうなの?ってものもあります。

もう少しFMSに関する研究とか調べてみてまた更新します。

Mokha,et al (2016) “Predicting Musculoskeletal Injury in National Collegiate Athletic Association Division II Athletes From Asymmetries and Individual-Test Versus Composite Functional Movement Screen Scores” Journal of Athletic Training 2016;51(4):276–282