Somatosensory system 体性感覚の重要性

固有感覚、ストレッチ反射、肌さわり、など
様々な言葉として使われてる体性感覚(Somatosensoty System)ですが
なぜを理解する必要があるのでしょうか?
1 感覚 は生活の一部 Motor nerveよりも10倍感覚的に優れ、早い
2 これらがモーターシステムを作るため的確で素早い反応が適切なモーターコントロールが起きる。
3 Feet Hand, 口,fasciaはとても敏感である:4歳までneuroplasticity(脳が新しい情報を覚える事)がMaxになるため小児期に触ったり、舐めたりするのはそういった感覚を養っている証拠
4 これらの感覚の遅れが代償運動につながる
高齢者を対象にした研究ですが60-83歳の22人にやった事のない新しい動きを含むダンスを18ヶ月間行ってもらい、フィットネスを行ったグループとを比較しました。
結論としてダンスは加齢に伴って低下する脳の神経細胞の細胞体が存在している部位灰白質の増加を示しましたが足底からの情報の的確なものとしてインプットする必要があります
Müller P, et alFront Aging Neurosci. 2017 Mar 14;9:56. doi: 10.3389/fnagi.2017

《EBFAベアフットスペシャリスト資格講習》

Level 1
・2月10日(土)9:30-16:30

Level 2
・2月11日(日)9:30-16:30

《申し込みはこちら》
https://ssl.form-mailer.jp/fms/1e580089395946
(再受講・資格認定不要の方はご相談ください)

EBFA(Evidence based fitness academy)公認Barefoot Training Specialistの資格セミナーになります。
EBFA公式サイトはこちら(英語)
http://evidencebasedfitnessacademy.com/

EBFAはアメリカのPodiatrist(足病医)が開発したトレーニングシステムになります。

人間の身体は足から多くの情報を入手してます。
歩行、ジョギングやランニングはもちろん、スポーツをする際にも足は非常に重要な部分であることは周知の事実だと思います。

それだけに様々な情報が溢れているのが現状です。

Barefoot Specialistは今まで色々と言われていた足部に関わる情報を科学的根拠に基づき、体系的にシステム化された内容を学ぶことが出来るセミナーとなっております。

セミナー受講後に各自でオンラインのテストを受講して頂き、テストに合格した方には、EBFA公認のBarefoot Training Specialistの資格が発行されます。(資格証の発行には通常2-3ヶ月程度お時間を頂きます)

EBFAのコンセプトは、
・足部とコアの関連性
・カップリングモーション
・神経的、筋膜的関連性
などになりレベル2資格講習ではEBFAコンセプトの基で歩行に特化した講習になります

コーチ、トレーナーはもちろんですが、ボディーワークをやられている方やランニングコーチの方などにもぜひ受講していただきたい内容となっております!

料金:各回38,500円(税込)

《申し込みはこちら》
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(再受講・資格認定不要の方はご相談ください。)

EBFA資格認定セミナー開催

 

マスターインストラクターを務めるEBFA資格認定セミナーを行いました。

毎回セミナーの冒頭には人それぞれ感じること、学ぶことは今まで学んできたことによって異なるため為になるの「知らなかった」と思う人も「そんなこともう知っているよ」ということも人それぞれ感じ方が違うという話しを必ずします。

参加した目的が「◯◯を解決したい」という明確な目的を持っている人は受けとる準備ができていますので求めていることがトピックに上がり解決するとすっきりとした気分になるかもしれません。

常に受け手でいる人はひょっとしたら聞き逃したり、考え逃したりしてしまうのかもしれません。

 

これは引き寄せの法則ですね。

 

EBFAのコンセプトはわかりやすくオーガナイズされていますが、決して全部を解決したり参加者全員の問題を解決できるものではありません。

自分には何が必要で、何を得意としてるのか。これを自分自信理解している人は何かしらの情報を持ち帰ってくれると思います。もちろん講師側もカリキュラムを通じて自分が必要だと思った知識や培った経験は公開していますが全てが全部よくなるというものは存在しませんし、全ての事に通じて言えるかもしれませんね。

 

「かんぺき」という感じは「完壁」でなく「完璧」と書きます。今までなんども見ている漢字を正確に理解していない人も多いとおもいます。私もそうでしたが、知った被りで良い事はありませんでした。

 

他にも「挨拶」「薔薇」など読めるけどなかなか書けない漢字がありますが、「知っている」のと「書ける」、「できる」、「伝えられる」という事は次元が違いますよね。

理解していても、自分のものとして習得出来ずにただ「学べた」として学びの段階を止めてしまうのはとてももったいないですね。

 

ひとそれぞれ、聴き取り、学び、活かせる環境もゴールも違いますのでセミナーの内容もそうですがそれ以外に何を求めているのか事前にコミュニケーション取りながらやれると少しでも求めている事を提供できるのではないかと思って指導しています。

 

次回は現在2/10(土)レベル1,2/11(日)レベル2を予定しています。https://www.facebook.com/events/300160840495599/

 

1年ぶりにファスティングをしています。賛否両論ですが自分にとってはすごく大事な事だと思います。毎回体感があり、思考や視界がクリアになっていますが後3日の断食期と4日間の回復期やっていきますー。

「効率良く動くこと」とは?

効率的に動く

ポイントAからポイントBまでエネルギーロスすることなく最大限に運動することを考えます詳しくはどうなっているのでしょうか?

 

歩行動作のような動き(ロコモーション)では「フットコンタクト(足の着地)」から次のステップへつながるエネルギーをポテンシャルエネルギーから弾性エネルギーとして発揮していきます

 

歩行ではヒールストライク(かかと着地)時には自重の100-150%のインパクトがかかり(走行では300-400%)プッシュオフ期には200-250%の弾性エネルギーで足のスウィングに繋げていきます。

 

「カタパルト・エフェクト」と呼ばれるこのコンセプトは例えばバスケット選手がスラムダンクをしたり三段跳び時に着地で得たエネルギーを倍にして着役力に繋げますがその秘密はMyoFascia(筋筋膜)にあります。

 

カタパルト・エフェクトをさらに理解するためにはMuscle Tuning Theoryを知っておくと役に立ちます。ヒールコンタクトで獲得したエネルギーを効率良く使うためには足、足首の安定性が必要になりヒールコンタクト時には足部の筋肉はアイソメトリック収縮をして関節の減速(背屈、距骨下関節の外反、脛骨内旋)を軟部組織の弾力性が行います。

 

ラバーバンドのようなローディングに加えて、十分なテンション(Fascial Tension)を十分に獲得しておく必要があります

 

インパクトをローディングするためには安定性を保つ必要があり、
Globalスタビリティを獲得する前にLocal Stabilityもまた必要になります。
(Local Reflexive Stability)

 

EBFAセミナーではFoot to Coreの安定性を獲得をスタートとしています、Local、Globalな安定性が確保することがダイナミックな運動につながり、これが効率的な運動や代償運動の予防となります。

関節の安定性、中心化を保ちながら筋肉など軟部組織が適切に機能することで獲得することができますが過去の運動パターンによって習慣化された軟部組織の粘弾性状態もトリートメントを通じて介入する必要があるかもしれません。

 

関節が適切に動くためには軟部組織の環境や関節の安定性など様々な要素が必要になってきます。

 

 

#82 習慣を質の高いものに変える

今年は学びの年にして今後につなげた方が良いってことなので少し興味の深いところから勉強していこうと思って時間をみつけてウェビナーを繰り返しみています。

「腰痛の一番の原因は脳にある」といわれていますが、実際に股関節のMobilityが低下していて腰周囲の筋肉がタイトになっているのは良くあります。

30分とか60分とかのセッションですべてを変えようとするのは当然無理で時間内に出来ることは非常に少ないので、自分の中で焦点になっているのは「セッション以外の時間をどのくらいクオリティの高いものにしてあげるのか」を意識しています。

椅子に座っている時間は人にもよりますが、デスクワークなら毎日8時間以上は座っているのではないでしょうか。(多分もっと)

椅子に座って長時間足を組んでいたりすれば当然そのように体は順応していくわけで、長時間のフライトの時にはよく機内を散歩してくださいとアドバイスもしたりしますね。実際には股関節の屈曲筋群は短縮位で、伸展筋群のコントロールなしに長時間座っていますから、股関節全体のコントロールは低下していきますよね。

屈曲筋群:恥骨筋、大腿筋膜張筋、短腓骨筋、長・大内転筋、薄筋、小臀筋、腰方形筋

伸展筋:大殿筋、大内転筋、中臀筋

 

Hu(2002)では大腰筋と他の屈曲筋群との働きの違いを示していますが、同側のstraight leg raise時だけでなく逆側のstraight leg raise時にも反応が見られるとしています。前額面のサポートとしての働きも大きいとしています。

これは先日受講したPRIのPelvic Restorationのコースにも繋がってきますが骨盤帯の構造や機能は複雑ですから30・60分程度のセッションではすべてを修正するのは当然無理なので優先順位を立てて、どのようにしたらセッション以外の時間のクオリティを上げられるのかって考えたら「座る姿勢を変える」とかアドバイス的なことになってしまいますね。

 

筋肉のコントロールを取り戻して、筋肉などの軟部組織の制限を可能な限り解除してあげることを繰り返し行って習慣になってきますからやっぱり普段の習慣をどのくらいクオリティを高いものに変えてあげるのかが重要かなと思っています。

 

上記にもありますが年末にPRIのPelvicのオンラインを受講しました。受けただけで使えないと意味がないので自分で練習したり実感していますが、エクササイズだけで修正できるのはやっぱり一瞬なので毎時/毎日継続して初めて効果がでるので自分のスタイルには適応できませんね。エクササイズを一つに絞って正しく、毎回やってもらえるように厳選しないと専門家ではない一般の方には難しいです。継続させるにはシンプルでないいけないのでエクササイズのキューイングを含めて自分でまずは実践中。

#81 失敗を続けてしまう人の4つの法則

年始に書き初めをしたり新年の抱負を立てた人は多いと思います。その新年を目標を年末までの持ち帰る人はどのくらいの割合がいるのでしょうか?

諸説ありますが、ある大学の研究によると1年の目標を達成する人の割合は8%。

また一ヶ月以内にギブアップする人の割合は36%と言われています。

そんな自分も昨年は目標達成率は100%と言えるくらい満足できる結果で終われましたので36%でしたがもっといけたかな?とすら思ってしまいます

 

ではなぜ失敗を続けてしまうのでしょうか?

失敗を続けてしまう人の4つの法則

  1. 直視する:いつまでの失敗したことを嘆いていて「自分はできない」、「自分なんか・・」などと常に引きずっていませんか?前を向いて次に良い結果を引き寄せるためのどのようにしたら良いのかを考える方がよさそう。
  2. 後回しにする:面倒臭いことは後回し。自分には一番当てはまることなのかもしれませんね。笑 先にこなしてしまうと以外にも数分で終わったりしまうことが多かったりするんですよね。
  3. 忘れてしまう:今年の目標は何だった?と聞かれて「え?」と目標を立てたことすら忘れてしまうパターンなので論外ですね
  4. 人のせいにする:期待していたのに、自分が想像していたよりも結果が達成できなかった仲間の批判などはよく陥るパターンです。人に期待せずに「自分ならどうするか?」「すべての原因は自分」と考えるだけでおのずとやるべきことは見えてくるのではないでしょうか?

 

目標を達成するためにできること

  1. 日誌をつける:今自分がどの位置にいて、どこに向かっているのかを常に把握しておくことはとても大事なこと。「木を見て、森をみず」という言葉がありますが全体的な目標を見てそのために自分に必要なことを常に把握するために日誌をつけてみましょう。ところが多く人が日誌でなく日記を書いてしまいます。「◯◯しました」などと出来事を書いてしまうパターン。日誌とは今の現状を踏まえてフィードバックを与えること。PDCAサイクルですね(Plan,Do, Check, Action)

結論

考え方80%、やり方20%:人は現状維持を好む性質を持っているそうです。ダメなところを探さずに、今よりよくするにはどうしたら良いだろうか?今の結果を踏まえてフィードバックを与えて現状を打破するためには先を行っている先輩に聞くのが良いかもしれません。自分ならこう考えるが、あの人はどう考えるのかな?考え方の違いを照らし合わせてみましょう。

#80 足底と手のレセプターの違い

足部のmechanoreceptorで振動刺激を認識してpostural reflexを助けたりや動作中の振動の中心を感知することはワークションプでも紹介しています

手と足部の感覚の違いにはどんな違いがあるのでしょうか?

決定的な違いはmechanoreceptorの数が挙げられます。手13000もの数が存在するは手で細かい動作をしてmanipulateしなければらないために手は足の裏(104)よりも圧倒的に多くの受容器が存在しています。

また足部には振動刺激を感知できるように順応がすごく早く行われます。

また手は全体的に分布しているのに、足は外側部に多く分布しています。(画像参照)

足底の内側のアーチ付近は少なくなっています。地面につかないので必要がないのかもしれません。

アーチを保つためにインソールを入れることはありますが、内側アーチの需要器を刺激するためにインソールを入れることはないでしょう。

 

ベアフット資格認定講習を受講したい方はこちら↓
https://www.facebook.com/events/300160840495599/

再受講や資格認定を希望しない方もご相談ください。(info@moveandtrain.com)

 Kennedy (2002). Distribution and behaviour of glabrous cutaneous receptors in the human foot sole. Journal of Physiology,538,p995-1002