#59 転倒防止 ①甘いものを控える

年を重ねるにつれて転倒して怪我をする方が多くなってきています
転倒防止のためのトレーニングというのも注目を浴びるようになってきました。

足から得られる情報(インプット)が正確であればあるほど対応する動きも正確で確かなものになってきますが老化によってどうしても起こってしまうのが神経系のダメージ(神経の老化とでもいいましょうか)

コントロールを失うことは末梢神経系が老化する事を意味していて
これに対処する方法(抑制する方法)もまた存在します

足底は小さな神経が多く存在するところでその80%は振動(Vibration)を感知します
運動と感覚の機能を持つ神経では足の神経は別の部位に比べて
3倍もの感覚を司る神経が存在しています。


https://www.esciencecentral.org/ebooks/proprioception-the-forgotten-sixth-sense/foot-sensation-balance-and-proprioception.pdfより転載

①肌触り、②皮膚のストレッチ、③振動、④圧(強弱)の機能を持つ小さな神経は
全てまっすぐ立ったり、姿勢の維持、凹凸のある地面に対してコントロールしたり
地面のインパクトを吸収したりします

振動刺激を感じる事がインパクトを感知する事に繋がるために
前述した通り80%もの足底の感覚は振動に対して感知するものになります
日常生活の負荷をコントロールできる寿命を「運動寿命」と表現するとしましょう。
運動寿命が高ければ年を重ねても自分の体である事ができて、転倒もする事はありません。

その運動寿命を維持するために必要な事の一つに血糖値のコントロールが挙げられます。

血中の過度な糖分はフリーラジカル(AGE)に変換されて、神経系の電気信号の伝達を困難にします。また炎症を起こします。

あまいものを控える事は運動寿命を維持する上でとても大事な事になります。

どうしても食べたいという方は食前に桑の葉のお茶を飲む事の非常に良いそうです。

KMAP Chiropractic & Sports Therapy
赤坂・早稲田のスポーツセラピー
快適に動かせる身体をいつまでも。