#14 エネルギーの効率性と安定性

僕たちスポーツ傷害を専門にしたり、アスレティックパフォーマンスの専門家もそうですが「地面からのエネルギー」を最大化して伝えることが一番のテーマになってきます。

前方へ進みたい(100m走など)時に無意味につま先がToe-outしていたり、膝がうちに入っているKnee-inの状態は非常に多く見られますがこういった動作により地面から得たポテンシャルエネルギーを推進力に変えることができません。

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この写真は歩行時に着地をして、小さな山が最初にありますがこれが着地の時のインパクトを示しています。そして小さな下り坂があり最小限で吸収してそしてその力(地面から得たエネルギー(力))を使って2倍から2.5倍まで最大化させることができます。

どうやってそのエネルギーを下半身から上半身に繋げていくのでしょうか?

効率よく動くことは、着地で得たエネルギーをそのまま出力するわけでなく、そのエネルギーを倍にして出力することがテーマになります。
それにはMyofasciaとよばれる結合組織に対する理解が必要になってきます。

それには足首が安定している状態が理想ですが、複数ある足首周りの筋肉で安定性を作り出さないといけません。

安定していることがパワー発揮につながり素早い動きにつながってきます。重いものを持った時に腕がプルプル震えたりしてたことがあるかと思いますがこの状態は安定性を獲得することが第一で、その次に重りを持ち上げることができますよね。

関節を安定させるためにLocal reflexive stabilityといって局所的な素早い安定性が大事になってきますがこれを獲得するにはいくつかステップを踏まなければなりません。

正しい、呼吸と骨盤底筋群の反応とショートフットがそれらを獲得するためのステップになります。

こういったことをトリートメント時に考えながらエクササイズ指導をしています。

早稲田、赤坂でスポーツセラピーやっています。
“KMAP Chiropractic Sports Therapy”

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